6月22日は夏至でした。
本当は、当日に書き込めばよかったのかなって思っています。
夏至といえば、南のお空で、お日様が一番高い位置を通過する日。
そして、一年のうちで一番昼間が長い日。
裏返せば、夜が短かったことになります。
ということはお星様を見るにはちょっとだけ不便と言うことでしょうか。
北欧では夏至祭を行うようですね。
日本では夏至祭はあまりなじみがないですが、
水無月の晦日、すなわち6月30日に行う「夏越の祓い(なごしのはらい)」
と言う行事があります。
夏越の祓い(夏越の大祓いともいいます)とは、
「夏の暑さから身を守り、心身疲労による悪疫や災難を、
紙で作った人形(ひとがた)に移し変えて、
茅の輪(ちのわ)くぐりをしてお参りをするという夏の行事の一つ。」
茅の輪とは茅(ちがや)で作った輪のことで、
茅の輪の中を八の字を書くように2度ほど回ります。
そして真ん中から抜けて真っ直ぐ進んで本殿にお参りをする。というもの。
※晦日(かいじつ)は、和暦の毎月の最終日のこと。
月相を表す弦・望・晦・朔に由来し、 「朔」が月が現れることを意味するのに対し、
「晦」は月が隠れることを意味し、暦では晦日は朔日の前日となります。
8の字といえば一日のうちの同じ時刻、
同じ景色の中の太陽の写真を一年間撮っていくと
空に8の字を描くようにポイントされていくんです。
たぶん茅の輪くぐりとは全然関係ないのでしょうけれど、
ちょっと面白いなあなんて思います。
ところで、今、金星・土星・木星が見ごろです。
「惑星全部見ようよ」なーんてキャンペーンもやってますよ。
http://www.eight-planets.net/
金星は、今だと、日が沈んで数時間、西の空でスゴーク明るく輝いています。
望遠鏡をもってらっしゃる方は半月の形になっているのも見てみると面白いです。
梅雨に入ってしまいなかなか星空も眺めづらい季節ですが、
梅雨の合間の晴れ間ならば、ホコリも洗われてクリアな空だったりしますから
晴れた夜には、ぜひ、空を見上げてみてください。