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カガクノトビラ カットビ!Blog

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2010年08月12日

東大オープンキャンパス特別企画

去る8月4日、東京大学浅野キャンパスにて特別企画展「はやぶさが武田先端知ビルにやってくる!」が開催されました。少し写真を撮ってきましたのでご紹介。ただデジカメを忘れるという体たらく、携帯のカメラでの撮影なので、画質の点ではご勘弁を。

なお展示品はバックアップまたはプロトモデルだそうで、宇宙に行ったものではありません。しかしISAS橋本樹明教授・久保田孝教授による解説付きで、楽しめる内容でした。では簡単に。



↑こんな具合に展示されてました


↑はやぶさ1/10モデル、正面から


↑はやぶさ1/10モデル、上から


↑ターゲットマーカーの紹介


↑ターゲットマーカーと星の王子様のつながり


↑イオンエンジン


↑イオンエンジンのアップ


↑ミネルバ、模型


↑ミネルバ、解説パネル


↑レーザーレンジファインダ、アップ


↑レーザーレンジファインダ、パネルと共に


↑レーザ高度計


↑レーザ高度計、解説パネル


↑広角光学航法カメラ(あの最後の地球を撮ったカメラ、と同じもの)


↑広角光学航法カメラ、解説パネル


↑望遠光学航法カメラ


↑望遠光学航法カメラ、解説パネル


↑光学航法カメラのアナログ処理装置


↑光学航法カメラ群の解説パネル


同時期にヒートシールドやパラシュートなどの実際に宇宙から帰還した物の展示が行われていますが、厳重な警戒の中これらを遠巻きに眺めるより、こちらの方が良かったという意見も。

今後、はやぶさ関連の全国巡回展にはこれらの展示品もJAXAから提供されるらしいのとのことなので、みなさんの地元に来る日を楽しみにお待ち下さいね。

2008年09月13日

満天秋番組試写会

本日13日よりコニカミノルタプラネタリウム満天は秋番組がスタートです。
それに先立ち昨日試写会が行われました。

 コニカミノルタプラネタリウム満天「上映番組」

秋のプラネタリウム番組はテーマが世界の夜景+音楽MONKEY MAGIKという組み合わせ。
VoのMaynardさんによる星座解説が新鮮でした。ただ夜景はもっとたくさん見たかったかな。
そしてCGプラネタリウム番組はASTRONOMYTHSという、なんとギリシャ発のプログラムです。
ギリシャ神話と最新の宇宙観測画像を組み合わせるというなかなか斬新な企画。
ナビゲーターの関根麻里さんの声質も意外とナレーション向きで、楽しめました。
どちらも秋という季節柄か、星がたっぷり見られる構成になっています。
夏が過ぎての〜んびりプラネタリウムで楽しみたいという方、ぜひご覧下さいね。

今回DEEP FIELDのお二人とご一緒しまして、試写会後食事をしながらいろいろお話を
していたんですが、私のふとした提案でサンシャインシティから突如六本木ヒルズへ移動!
その提案はというと「これからお月見しませんか?」、実はこんなイベントをやってるんです。

 東京シティビュー「中秋の観月会2008」

残念ながら到着時間が遅くてスカイデッキには上がれませんでしたが、14日は中秋の名月、
15日は満月ですので、この三連休に六本木近辺に遊びに行かれる方はぜひチェックして
みて下さいね。ヒルズの屋上でお月見、なんとも粋な企画ではないですか!

というわけで都心で手軽に楽しめるプラネタリウム&天文イベントでした。

2008年06月16日

あの人でも……

星のお兄さんのムーミンカフェデビュー、見てきました。
百戦錬磨のあの人でもさすがにテンパってましたねぇ。

前半の歌パートは計算通り?のすべりっぷりを交えながらも、
星兄的にはアウェー!の関東としては上々の滑り出し。
でも解説パートでは普段と勝手が違い、機械の操作がなかなか
手に付かないため、日周や経緯変化という基本操作すらままならず。
いつもならそんな場面でもボケ倒す星兄も今回ばかりは余裕無しで、
一生懸命な“いつもと違う”星兄を見ることが出来ました(笑)。

あと今回は土屋さんの新曲のアレンジ&プロデュースをされた
DEEP FIELDのお二人が同行されたんですが、非常に喜んで
いただけたことが何よりでした!
プラネタリウムの既成概念とは別の可能性を見出していただけた
ようですので、今後もカガクノトビラと面白いことを仕掛けて
いきたいと思います、ご期待下さい。

というわけで次回の星兄登場は7/13(2回公演)、詳しくは
ムーミンオーロラカフェのHPにてご確認下さいね。
いやぁ、なんだかんだ言っても人の心をあっという間に掴んでしまう
星兄は偉大です!関東近郊で未見の方はこのチャンスに是非。

2008年06月13日

HOMESTAR Spa 新着情報

ボチボチ情報が出始めたようです。
セガトイズ、星空を見ながら入浴できる“お風呂用プラネタリウム”

しかしこの画像を見て驚きました!
HOMESTARの最大の売りである光学式ではなく、ピンホール式のようです!
本体のアップ画像から察するに、球の半分(発光側)がねじ込み式で着脱可能、
星空、バラ、深海とすげ替えるみたいですね。
当然ある星空に固定されるわけですが、用途からするとこれが正解かも……

というのもお風呂はスペースがある程度決まってますから、天井(というか壁の一面)
しか投影出来ない光学式よりも、星に囲まれるピンホール式の方がムーディー(笑)。
ターゲットが20〜40代の女性ならば、星像がシャープでなきゃ!なんて無粋な話です。
逆さにして浴槽内に絵柄を映しちゃおう、というのも楽しいアイデアですね。

家庭用プラネタリウムのコンセプトとしては従来のHOMESTARと対極とも言えるこのSpa、
恐らくは6/19〜22に行われる東京おもちゃショーで公開されると思いますので、
これはぜひレポートに行かねばなりませんね。乞うご期待!

2008年03月31日

さようなら、スターホール

毎月土俵際の更新が続いているアストロ・ラジオですが、もうお聴きいただけたでしょうか?
今月もかろうじて月内にお届けすることが出来ました。いやー期末は辛い……。

さて期末といえば今日は3月31日、何を置いてもそこに行かなければいけません。
そう、まちだ東急スターホールの閉館日です。
私自身そう何度も通ったわけではないのですが、G社運営になってからは結構行きましたね。
幸い直前のオファーにも関わらず16時の最後のメインプログラムと、17時半からの最終投映
ミュージックアワーを見ることが出来ました。取材という形ではなく、あくまで私個人の感想に
留めさせていただこうと思いますが、やはり寂しさは拭い切れませんね。

プログラムが進むに連れて、ドーム内の空気がどんどん濃密になっていくのがわかります。
そして最後の夜明けを迎えたとき、各所からすすり泣きがもれました。
地平線から出現するときに一瞬明滅する大マゼラン雲も、プロギャラから聞こえるスライドを
送る音も、もうよみがえることはありません。終わりは必ずやってくるもの……。

スターホールは幕を閉じましたが、あの星空を見た人の心の中に刻み込まれたメッセージは、
永遠に色褪せることはありません。そしてどこかであの星を見たときに、あの曲を聴いたときに
スターホールを思い出すことでしょう。というわけで最後のミュージックアワーで流れた曲の
セットリストを残しておきます。

 テルーの唄 手嶌葵
 君が思い出になる前に スピッツ
 サクラ やなわらばー
 見上げてごらん夜の星を 坂本九
 鉄道員(piano version) 坂本龍一
 The Long & Winding Road The Beatles

さよなら、スターホール。そして、ありがとう。

2008年03月20日

満天春番組試写会など

blogもお留守になりがちだったので、少しづつ書き込むように努力中!
というわけで先週の金曜日、3/14に満天で行われた春番組の試写会のことなどを。

この日はたまたま別件でこちらに来ていた井上ヒロコさんと落ち合うことになっていたので、
こちらの試写会にもお誘いして、一緒に番組を見ることに。
試写は2本、プラネタリウム番組「星空の島へ Songs by 中 孝介」と、CGプラネタリウム番組
「COSMIC COLLISIONS 〜接近!宇宙大衝突〜」です。

「星空〜」は奄美大島から始まる南の島への旅。中(あたり)孝介さんの優しい音楽と
美しい南の島々の映像によるバーチャルトリップを楽しめます。カップルはもとより、
ちょっと仕事でお疲れ気味のときに一人で南の島旅行気分に浸るのもお奨めです!

「COSMIC〜」は反対に迫力のCGドーム映像を満喫できる番組!ヘイデンプラネタリウムで
有名なアメリカ自然史博物館製作とあって、CGによる天体の衝突シミュレーション映像は
圧倒的です。日本語版のナレーションにはベッキーさんをフューチャー、親しみやすさが
加えられ、家族で楽しむにはピッタリな番組になりました。

満天さんは番組の性格分けがとても上手く、いつも感心してしまいます。
井上ヒロコさんもどちらも楽しまれたようで、若い女性でもバッチリ!ということも証明(笑)。
終わった後にはアルパ3Fの「ラ・メゾン アンソレイユターブル」でタルト&お茶でおもてなし、と
サンシャインシティならアフタープラネタリウムのお楽しみも充実、楽しいホワイトデーデートと
なりました(笑)。

とまあどうしても宣伝チック?になってしまいますが、楽しいものは仕方ありませんよね!
春休みにはぜひみなさまでお出かけ下さいませ。


さてカガクノトビラの更新ですが、アストロ・ラジオも折り返し点を過ぎて益々加速中!
次号は例によって末日あたりに更新予定です。
また3/8に浜松科学館で催された「銀河鉄道の夜 字幕版上映会」のレポートを準備中、
イタリア取材の素材もぼちぼち調理の下ごしらえ、といった感じでいろいろ進めています。
また進展がありましたらご報告ということで、よろしくお願いします!

2007年11月03日

明るい状態が続くホームズ彗星

ブラック星博士の攻撃により!?大増光したホームズ彗星。
歴史的現象にしては一般のニュース等での扱いが低いですねー。ちょっと不満!
しかもここ数日東京地方は曇・雨で、その姿を見ることが出来ず。気になります。

そんな中、国立天文台が緊急企画「ホームズ彗星を眺めよう」キャンペーンを実施です。
こういう柔軟さは大事ですね!カガクノトビラでも応援したいと思います。
キャンペーンページはこちら。ホームズ彗星を見て報告して下さい!

 ホームズ彗星を眺めよう http://www.nao.ac.jp/phenomena/20071102/

ホームズ彗星についてはこちら。

 アストロ・トピックス(343) http://www.nao.ac.jp/nao_topics/data/000343.html

「人類がこれまで目撃したことがないような規模の現象」なんて言われちゃうと
ワクワクしますよね〜。今宵晴れたらぜひホームズ彗星君を探してみてください。

2007年10月10日

プラネタリウム特集

10月もそろそろ半ばにさしかかろうとしています。
ちょっと遅くなりましたが、アストロ・ラジオ第二回はお聴きいただいたでしょうか?
今回のゲスト、葛飾区郷土と天文の博物館の新井さんはノリの良いナイスガイ!
というわけで館の方へもぜひお運び下さい。

さて今日はテレビでプラネタリウム特集のお知らせ。
10/13(土)、朝7:30から毎日放送・TBS系列で放送の情報番組「知っとこ!」で、
葛飾区郷土と天文の博物館をはじめ、プラネタリウムBAR、ムーミン・オーロラ・
カフェ、コニカミノルタプラネタリウム満天、府中市郷土の森博物館など、かなり
本格的な特集?の予感。こちらもチェキ!

さて最後に。今週末リニューアルオープンするのがその満天です。
明日11日には記者発表会があり、秋の新番組の試写も予定されていますので、
その模様もまたお伝えできればと思います。

そんなわけでこの秋はご近所のプラネタリウムで楽しんでみませんか?

2007年09月06日

ブルー・アース

セガトイズさんからホームスター専用原板ソフト「ブルー・アース」が
いよいよ発売開始です。希望小売価格 4,179円。
フル・ムーンがお気に入りの人、大平さんのCGに興味がある人、
未来館のGeo Cosmosが部屋にある気分を味わいたい人(笑)、
そんなみなさんにオススメです!

2007年07月01日

東京おもちゃショー2007で「ブルー・アース」

今年もやってきました、東京おもちゃショー。

昨年はホームスターPROの登場もあって特集レポートを組みましたが、今年は大きな発表もなくちょっと地味?な感じ。しかしホームスターファンの気になるところ、そうあの通称地球原板、改め「ブルー・アース」が正式発表となりました!もちろん我がカットビ取材班は東京ビッグサイトに出かけてきましたのでその模様をお届けしましょう。

まずは早速デモ投影とメーカーの発表資料パネルを。
(画像をクリックすると大きな画像が別窓で開きます)

 

元になったのは大平さんの開発された“地球くん・改”によるCG画像。ここでカットビだけの裏情報(笑)、開発途中ではNASAの衛星写真という選択肢もあったのだとか。結果的に改良を重ねたCGのクオリティが衛星写真というハードルを越えたわけで、この辺も大平さんらしいエピソードですね。

また投影サイズは「フル・ムーン」より大きめで、逆に推奨投影距離を1.5m程度にすることで高精細なディテールを楽しんでいただきたいとのこと。気になるお値段は¥4,179(税込)、発売予定日は9/6。ホームスターユーザーは必携の一本となりそうです。

さてホームスター以外にもカットビ的に面白そうなものを見つけました。

ちょっと前にボーダフォン(現ソフトバンク)の携帯端末904SHにプリインストールしてあった、「星座をさがそ」(開発:アストロアーツ)のパソコン版という感じです。展示をされていたフェアリーデバイセズ株式会社の浅利さんにモデルをお願いして、使用状態を撮らせていただきました。

 

ようするにPCを向けた方角に実際にあるはずの星空画像が画面に表示されるという仕組み。さすがに写真のサイズのPCだとデカイ感じですが、もう一回り小型のPCならハンドリングも良さそう。星見ファンの新たなマストアイテムとなるか?

他に会場をウロウロして気になったものを。

 

左はNASAの技術から開発された商品だそうです。完全閉鎖生態系ってのかな。光と熱で光合成、食物連鎖して、エビ、藻、バクテリアが生きていくのだそうです。7〜8年は生きているとか。
右はバンダイさん一押しのガンダム新シリーズ、OO(ダブルオー)。先日のプラネタリウム大会で大型映像の展示とデモがあったので、どこかのプラネタリウムでかかるかも?

 

左はおなじみ宇宙戦艦ヤマト。少し前に発売されて話題となった1/350スケールモデルが7月に再販だそうで、買いそびれたヤマトファンはぜひ!
右はKAGAYAさんの星座絵で埋め尽くされた3D球体パズル。その右の小さいのは、同じくKAGAYAさんのCGがベースとなっている月の球体パズル。綺麗です。

というわけでなかなか楽しいおもちゃショーでした。

2007年04月03日

密林からの噂…

しばらくぶりになります、もうすっかり春ですねぇ。
期末のバタバタで、HPの更新が出来ずにおります。
そろそろちゃんと時間を取らないといけないんですけど……
本当にスミマセン。

そんな中、Amazonでこんな商品が予約待ちに。

 家庭用プラネタリウム「ホームスター」専用原板ソフト「地球」
 (URLは長いので、Amazonでサーチして下さいね)

 製品概要・仕様
 家庭用プラネタリウム「ホームスター」専用の原版ソフト。
 宇宙からみる「地球」を再現。自宅の天井に幻想的な
 地球を投影できる。美しい地球を天井に投影すると、
 満天の星空とは違った幻想的な雰囲気が楽しめる。

またAmazonお得意のフライング情報?
えーとこれはたぶん出qあwせdrftgyふじこlp;@:「」
発売はきっと夏qあwせdrftgyふじこlp;@:「」
カットビ特捜班では近qあwせdrftgyふじこlp;@:「」
あれ?うまく変換できない……

2007年03月21日

小ネタ

昨夏、世間の話題をさらった冥王星“格下げ”騒動。
その冥王星を含むグループの名前が「Dwarf-Planet」。
この和訳が今までは仮に「矮(わい)惑星」だったんですが、
ようやく正式な指針が出ました。

 冥王星は「準惑星」=新分類の日本語表記を決定−日本学術会議小委員会

“矮”という字はあまり馴染みが無く、そういう意味では
より一般的な表記になったと言えるでしょうね。
惑星、準惑星のおさらいはこちらのサイトがグー。
すっごくわかりやすいです!

 惑星の新定義についての話題〜府中天文同好会

さてもう一つは葛飾区郷土と天文の博物館の話題。
リニューアルオープン一般公開を24日に控え、
TVや新聞で取り上げられたこともあって
ネットの天文系サイト、コミュニティでもかなりの
注目を集めているようです。
そこで混雑を予想したタイムテーブルが組まれました。
対象は3/24(土)・25(日)・31(土)・4/1(日)の4日間。
このような柔軟な対応は嬉しい限りです!

 葛飾区郷土と天文の博物館

トピックスの「リニューアルオープン直後の上映時刻を
更新しました。」からご確認下さい。

【3/23追補】
葛飾区郷土と天文の博物館のホームページが更新されており、
各日の上映タイムテーブルは全て左のメニュー「プラネタリウム」
から見ることが出来ます。

2007年03月20日

春の新作ラッシュ

寒さの揺り戻しとは別に、暦の上では春真っ盛りといったところでしょうか。春は年度の節目とあって、新規オープンや新番組が目白押しです!その中でも気になったものをさわりだけご紹介しましょう。

まずは3月12日、葛飾区郷土と天文の博物館でリニューアルオープンに先駆けて試写会が設けられました。今回のリニューアルのキモは光学式+デジタル式併用システムの導入。しかもデジタルプラネタリウムには日本初の「デジタル・ユニバース」という、現在観測されている全宇宙の三次元マップが集録されているシステムが話題を呼んでいます。一般公開は3月24日から。

次に3月15日、横浜ららぽーと内にムーミンオーロラカフェがオープン。ここは店内に7mドームスクリーンがあり、季節の星空解説(5分、3種類)がほぼ30分おきに上映されている新機軸のカフェ。土日祝には「ムーミン谷のオーロラ」という30分のプラネタリウム番組の上映もあります。

そして3月16日、サンシャインスターライトドーム“満天”でおなじみ新番組試写会。この春のプラネタリウム番組は「南十字星に魅せられて〜ゴスペラーズが奏でるオーストラリア」、そしてCGプラネタリウム番組は「ASTRONAUT〜宇宙飛行士になる!」。こちらは17日よりすでに一般公開が始まっています。

上記の内ムーミンオーロラカフェだけはまだ未見ですが、葛飾と満天はご招待をいただき見てまいりました。詳細は近々「カットビ!News & Reports」の方でご紹介する予定ですので、お楽しみに。

そんな中、満天で「ASTRONAUT」のナレーションを担当された椎名へきるさんが会場にお見えになっていたので、無理を言って満天北畠氏との2ショットを撮らせていただきました。椎名さんは声優と歌手として広くご活躍されており、普通はいろいろ大人の事情?で写真を掲載するのは難しいのですが、所属事務所のアーツビジョンさんのご厚意でこの一枚だけ、カットビのためにそ〜っと(笑)公開です!


北畠さんと椎名さんの「満天へいらっしゃ〜い!」の図

2007年03月13日

「銀河鉄道の夜」DVD発売記念上映&トークショー

去る3月11日の日曜日、渋谷の電力館8FにあるTEPCOホールにて「銀河鉄道の夜」DVD発売記念の上映会&トークショーが行われたのでお邪魔してまいりました。

出演はKAGAYAさん加賀谷玲さん。ロビーにはDVDやアクセサリーの販売コーナーが設けられ、お客さんは開演前から楽しまれているご様子。そして開演時間には会場もほぼ満席となり、お二人のご登場。まずは事前に抽選で選ばれた方からお二人に花束の贈呈セレモニー。

 

そしてKAGAYAさん、玲さんからみなさんへご挨拶がありました。

 

続いてDVDの本編ダイジェスト版の上映。私もDVDは買いましたが、やはり大画面で見る銀河鉄道の世界は格別のモノがあります。そしてメイキング&資料映像の上映なのですが、こちらはなんとKAGAYAさんご本人の解説付きです!実は満天上映の際、プレス向け試写会ではKAGAYAさんのメイキング解説が行われたのですが、一般の方が見られたのは今回が初めてでしょう。来場された方はラッキーでしたね!

そして休憩を挟み、お二人のサイン&握手会へ。特製B2版ポスターは抽選でしたが、サインと握手は来場者全員に対して行われました。しかもサイン用に特大サイズの銀河鉄道乗車券と蒸気機関車型の特製用紙の2枚が用意されているという太っ腹!これには来場のお客さんも大満足でした。

 

今回のイベントは銀河鉄道の夜DVD通常版の発売記念イベントということでしたが、無料でここまでのサービスイベントを開催していただいた株式会社アスクさんに感謝です。これからもファンとの交流イベントには力を入れていただきたいですね。

さてそのDVDですが、昨年12月にDVDプレミアムボックスが先行発売され、今回通常版がリリースされました。プレミアムボックスは通常版の本編ディスクに加え、対談&メイキングディスク、全編朗読ディスクの3枚のDVDに加え、サウンドトラックCD、フルカラー挿し絵入り全編原作の小冊子が付く大盤振る舞い!しかも価格は\10,290と内容を考えれば超お買い得といって良いでしょう!ファンの方のみならず、広くみなさんに見ていただきたい内容に仕上がっているのはカガクノトビラの保証付きです!全国有名書店、レコード店、アストロアーツさんのオンラインショップなどでお求めになれますのでぜひぜひ(笑)。

プラネタリウム番組も上映館は年内に20館にも及ぶそうで、今後みなさんがご覧になれるチャンスが増えることは、応援している我々にとっても嬉しい限りです。また館の設備や方針等の関係で、内容・構成に一部違いがあったりしますので、一度ご覧になった方もまた別の館で見てみると面白いかもしれませんよ。特に現在は福岡県内で2館が上映中なので、お近くにお住まいの方はぜひお試し下さいね!


(取材協力:株式会社アスク、KAGAYAスタジオ)

2007年02月25日

井上ヒロコさん×加賀谷玲さん×ダンス

昨日はM's Partyというダンスチームの発表会を見に行きました。

実はこの公演に「銀河鉄道の夜」主題歌「One Night」を歌われた井上ヒロコさんが出演されたのです。ヒロコさんの生歌とダンスの競演、とても良かったです!会場にはもちろん加賀谷玲さんもいらっしゃっていて、終演後お二人とお話しすることができました。

玲さんは「銀河鉄道の夜」の配給が好調だけど、現場の音響のことなどを気にされていました。今年も何かとお忙しく過ごされそうですね(苦笑)。ヒロコさんは実はサンシャインでのコンサートでちょっとご挨拶を交わした程度で、ほぼ初対面。Blogやメールでお話ししていたイメージより、実際はとてもチャーミングな方!でもちょっとネコかぶっていたかも……(笑)。

そんなわけでちょっとだけイベントの模様を。

 

 


イベントの方も練習の発表の場という性格が強く、とても和やかな雰囲気の中で行われていて、リラックスして楽しむことができました。たまにはこういう休日も良いですね。

さて明日から2日間は山梨県立科学館にてプラネタリウム職員研修会に参加してきます。番組製作に携わる方々とお話しできる機会なので、いろいろ勉強して今後の役立てていきたいと思います。

2007年02月23日

ホームスター公式ページ更新

久しぶりにホームスター公式ページにて情報がアップされました。

【プレスリリース】大人気の家庭用プラネタリウム ホームスターに大塚 愛モデルが新登場!
「ホームスター(HOMESTAR) 大塚 愛のプラネタリウム」2007年3月31日発売

「ホームスターPURE」3月10日発売決定!

大塚愛モデルはファン向けとはいえど、ミントグリーンの特別色は可愛いですね。
ただファン向けならメッセージカードのようなもので本人もお気に入りです!的な
演出が欲しかったかも。でも4〜5千円アップならファンも納得、かな?

ピュアは既報の通り、発売日が決定ということですね。新入学のギフトシーズンに
間に合って何よりでした。
展示会でもかなりギフト需要を意識してましたし、個人的にも1万円以下なら
プレゼントとして検討しても良い範囲に入ったかな、と思います。
できれば「星空バスガイド」を別売、いや補修部品扱いでも結構ですので
入手できるようにしていただけると嬉しいんですけど>セガトイズ殿!

2006年12月25日

メリークリスマス!

クリスマスの今宵、いかがお過ごしですか?

最近はイブはお出かけしてロマンティックに、クリスマス当日はアットホームに、と棲み分けが出来てきているようですね。私は……ようやく溜まっている更新に手を着けられそうですわん(爆)。
こんな夜はウチプラ星空解説でも聴きながら、星空を見上げてみて下さいね。永遠とも言える遙か彼方の星々に想いを馳せるも良し、土屋嬢の声と音楽にリラックスするも良し。

というわけで今日見かけたニュースの中で、せめてクリスマスっぽいものをご紹介しましょう。

 クリスマスツリー星団の撮影に成功 姫路「星の子館」 〜 神戸新聞

あなたの隣にいる人にも、2600万光年の彼方で輝くツリーにも、メリークリスマス!

2006年11月24日

やばいッス…

月曜日、外出して帰宅後、ちょっと体調が悪かった。
火曜日、ノドが少しヒリつく感じ。風邪かな?と思い薬を飲み始める。
水曜日、高熱で身体がめっちゃ重くなり、ダウン。だが咳も鼻水も下痢もなく、ただ熱でダウン。
木曜日、引き続きダウン。しかし奥様が復活の呪文を詠唱してくれたおかげで、何とか復活。

やべー、やること一杯たまっちゃったよー。
特にプラネ大会の準備、いっぱいあるのにー。

とにかくがんばります……。
しかしこれは風邪なのか???わからん。
みなさんも「何か」にお気をつけて!(何だそりゃ)

2006年10月19日

初物

作業が遅いのに凝り性なのは相変わらずでして、今日もまだまだ作業中です。

そんな中、気分転換に外に出てみました。するともう数週間前の普通の夜(19〜20時くらいってことですね/笑)に見た星空とは全く違った星空が広がっていました。東南の空にはオリオン座がすでに高く輝き、冬の大三角〜冬のダイヤモンドの全容を見ることができました。そういえば今年の初物です(食べ物じゃないんですけどね、雰囲気雰囲気)!

すでに10月も半ばを過ぎ、ここから年末までは坂を転がるかの如く過ぎていきます。残業で遅くなっても、深夜の星空を眺めてみれば一足先の季節を感じられるという特典もあったりします♪というわけでこんな時間に起きている方、息抜きがてら外に出て空を見上げるのはいかがでしょう?という自分の息抜きを正当化するお話でした(笑)。

2006年08月30日

気になるネタ連発

まだまだ落ち着かず、そんなこんなのうちに秋の気配が……(泣)。
というわけで今日は気になることをつらつらと。

まずは我らが土屋亜有子さんが個人ページでブログを始められました。可愛いワンコの写真(もちろん土屋さんもおキレイです/笑)など満載です♪ぜひチェックしてみて下さいね。TOPから「ブログを始めました」またはメニューの「New Diary」へお進み下さい。

次は以前インタビューをさせていただいたKAGAYAさん制作のプラネタリウム番組「銀河鉄道の夜」。上映中のサンシャインスターライトドーム満天さんでは番組単独で来場者数が5万人を突破、11月まで異例の上映期間延長とのこと。また郡山市ふれあい科学館での上映(こちらは9/30まで)に続き、来年3月には福岡県青少年科学館での上映が決定、と絶好調!この調子で上映館が増え、全国のみなさんにあのファンタジックワールドを楽しんでいただけたら嬉しいですね。

さて冒頭で秋の気配と言いましたが、9月といえば中秋の名月……とネタ振りしようと思ったら今年の中秋の名月(旧暦8月15日)は10月6日だそうで、ははは(汗)。ではなぜネタ振りをしようかと思ったのかというと、9月8日の未明に部分月食があるんですね。今回は全国的に好条件とのことですので、遅寝や早起きが気にならない方はぜひどうぞ。詳しくはアストロアーツさんの特集ページにてご確認下さい。

バタバタしていると言いつつも、9月アタマは福岡を訪れる予定です。青少年科学館で番組を見まくっているデッカイのがいたら私かもしれません(笑)。

2006年08月25日

惑星新定義の波紋

このところ少々立て込んでおりまして、更新に手が回りません。ホームスターPROのまとめレポートを期待されている方、申し訳ありませんがもう少しお待ち下さいませ。

そんな中、珍しく天文関係のニュースで世間を騒がせているのが太陽系惑星の新定義。先ほど冥王星が惑星から格落ちということで決着したようです。ただTV各局のニュースを見ても、「なぜ冥王星が惑星とは認められなかったか」という肝心のところをキチンと解説しているところがあまり見受けられず、教科書や科学館の展示への影響ばかりを取り上げているようで。「おまえら騒ぎたいだけやんけっ!」と毒づきたくなるような状況に感じられますねぇ。

決議の詳細は国立天文台ホームページをご覧いただくとして、なぜ?の部分は少々専門的になりますがアストロアーツさんのニュース記事【特集・太陽系再編】あたりをご覧いただくと良いでしょう。

そんな中、わずかながら当サイトへも余波が?昨日から急激にアクセス数が伸び始めたのですが、原因はYahoo!ニュース内のリンクにあったようです。

 Yahoo!ニュース〜すい星・流星

チロッと自宅プラネタリウム化計画へリンクが貼ってあっただけなのですが、さすが天下のYahoo!ですなぁ、と感心したところでまた次週。

2006年08月18日

ホームスターPRO短信〜その6

さて、いよいよブログでの短信も最終回となりました。今回はPROに付属予定の原板(ただし試作品)での投影の模様を一気にお届けしましょう。カラー星座線入りは本邦初公開、かな?
また今までは比較のために冬の星空ばかりでしたが、せっかくですから夏の星空をお楽しみいただきましょう。

 カラー原板(星座線なし)

 カラー原板(星座線入り)

 月(フル・ムーン/小)

 月(フル・ムーン/大)

星座線入りを見ていただければ一目瞭然かと思いますが、夏の大三角付近です。中央やや左の明るい星がベガ、左下の青いのがデネブ、右下のやはり青いのがアルタイル。右上ギリギリに赤いアンタレスが写っていますね。

月に見える黒い線は、フィルムにできてしまっていたキズです。そういうものとしてご勘弁を、とメーカーさんからの伝言(笑)。最後の写真はわざと電灯にかけたり事務所の風景を入れ込んだりして、「自宅に月のある生活」を演出してみました。明かりは反対側にあるサーバ用15インチモニタを1台だけ点灯した状態です。なかなかファンタジックな雰囲気でしょ?これなら適当な映画の雰囲気作りに、なんて楽しみ方もできそうです。

というわけで約一週間に渡ってお送りしてきたホームスターPRO短信も、ここらでひとまず終了です。お盆休みでネットの話題も少ない中、お楽しみの足しにしていただけたなら嬉しいです。前回書きましたが、返却前に広い場所で改めて撮影をして、短信で書いたことをまとめたレポートページをアップいたしますのでご期待下さいませ。

2006年08月17日

ホームスターPRO短信〜その5

ホームスターPRO短信も5回目、いよいよ山場です。現行機ユーザーが最も気になるところ、同じ原板を用いての比較をしてみましょう。

まずはモノクロ原板から。

 現行機

 PRO

次にカラー原板。

 現行機

 PRO

いかがですか?この辺の判断はみなさんにお任せするしかなさそうですね。個人的にはPROの光学系は正常進化だと思いますし、非常に優れたものになったと感じます。ただ思いの外現行機の、悪く言えば弱々しい、良く言えば繊細な感じもまた捨てがたいなぁ、と思いました。クッキリハッキリ、あくまでダイナミックなPRO+カラー原板、対して線は細くともそれがまた持ち味とさえ言える現行機+モノクロ原板、といったところでしょうか?組み合わせとしてはやはりこれがベストなのではないかと。

現行機にシンパシーを感じてしまうのは、都会の今にも消え入りそうな星空を見慣れているからなんでしょうかねぇ……。というわけでブログでの速報は次が最後かな〜、と思ってます。その後少し広い場所で、適正投影距離の2〜2.5mという条件での撮影を行う予定です。今日の写真は撮影距離と投射距離はほぼ同じで1.5mくらい。それだと28mm相当でもPROが映す全体は入り切りませんからね。物だらけの6畳間ではこれ以上無理っす!で、最後にこれまでのレポートと合わせてちゃんとしたレポートページに仕立てますのでお楽しみに。

2006年08月16日

ホームスターPRO短信〜その4

本日セガトイズさんのサイトでPROのニュースリリースが発表されました。

 「ホームスターPRO」11月下旬発売

さて、今回はいよいよPROの改良された光学系に迫ります。まずは投影全体像の比較。

 現行機

 PRO

PROの方は下部にPRO本体が見切れてしまっていますがご勘弁を。撮影データは露出が4sec&F2.8、焦点距離28mm(35mm判換算)、撮影距離およそ1.1mで固定です。投影範囲が広がっているのがハッキリわかりますね。この撮影で気付いたのですが、現行機でも180°以上の星が投影されているんです(カノープスとデネブが両方見える)。へぇ〜。PROになるとさらに範囲が広がって上部(北の空)にベガが見えてしまっています。まあこの辺はあくまで試作機ですし、本来がシミュレーターでも教具でもないという商品の性格上、あまり細かく言及することではないでしょう。ただカガクノトビラ的にはもう少し実際の視野に近づいて欲しいという希望は伝えようかと思います。

次にPROの最大の売りである周辺部のアップ画像を。

 現行機

 PRO

これはもう比べるまでもありませんね、その差は歴然です!現行機ではシリウスがすでに像が崩れかかっているのに対し、PROは端までバッチリ。もう何も言うことはございません、ハイ。

さて、いかがでしたか?次回は原板を同じものにし、PROで見たモノクロ原板&現行機で見たカラー原板をご紹介するつもりです。今後もPROの秘密のベールをどんどん剥いでいきますのでお楽しみに!なお繰り返しになりますが、本レポートはあくまで“試作機”に対するレポートです。このまま製品になるとは限りませんので、今一度ご了解のほど。

2006年08月15日

ホームスターPRO短信〜その3

お待たせしました、では従来機との比較を簡単に。まずは画像をご覧下さい。
クリックすると大きなサイズ(1024×768)で見られます。

説明するまでもなく、上が現行機で下がPROになります。従来機にはモノクロ原板、PROにはカラー原板が仕込んでありますので、どちらも購入直後はこのような像が投影される状態です。つまり機器単体の性能比較ではなく、コストパフォーマンスを含む商品力の比較と言えます。今現行機を持っていなくて、PROとどちらを選ぼうかと考えている方向けの比較画像ですね。

どちらもほぼ画面中央にカペラ、右にアルデバラン、右下にオリオン座が見えます。露出は8sec、F2.8で固定、ピントも置きピンですので条件は揃えました。お断りしておきますが、微少な赤い点はCCDノイズですので実際にはありません。星像かノイズかは、モノクロ原板の画像を参考に脳内で間引いて下さいませ(笑)。

この画像を見ると、天の川の微細な星の見え方がかなり異なることがおわかりでしょう。ただこの見え方の差は、明るさの差よりも原板の表現の差(という表現が適当かどうかわからない/苦笑)に依るものが大きいと思うんですよ。その辺は追々原板を入れ替えたりして検証します。

それからこれは画像のマジックなのですが、カラー原板は肉眼で見たらこんなにコッテリした色は感じられません。露光時間を充分に取った関係でこうなっただけで、実際はもっと淡泊な色に感じられます。「こんなんじゃあまりに不自然だぁ〜!」と早とちりしないで下さいね。

とまあファーストショットはこの辺で。次は周辺の歪みや投射角の比較とかかな?ちょっとまとまった時間が取れないので、曖昧な予告ですがご勘弁を。

2006年08月14日

ホームスターPRO短信〜その2

さて、昨日は興味が先走って投影してしまいました(苦笑)。また「次回は現行機との比較を」と書きましたが、まずは今回お借りできた個体の仕様をご説明しておかなければなりませんでしたね。ちょっと予告と違ってしまいましたが、今回は試作機の外観や仕様をチェックしていきたいと思います。

位置付けは量産前の開発用投影サンプルとのことです。当然機能や仕様は市販されるものと異なる可能性があります。オペレーションパネルで提供される機能は全て不可な状態、つまりタイマー機能、日周運動、流星機能、電源スイッチは効きません。パネル自体に結線されていないということでしょうね。電源のON/OFFはACを供給する/しないで行います。

外観は塗装と原板をのせるトレーのPROのシールを除くと、現行機とほぼ同じです。異なるのは上部のレンズ面。現行機はやや奥まったところにレンズ(の前玉)がありますが、PROは表面からちょっと下がっているだけ。しかも前玉(かカバーかは不明ですが)がドーム状に盛り上がっていて、いかにも広角をカバーするかのよう(実際の投影角については後で書きます)。これに合わせてピントリングも別設計です。

塗装はショーで見たときの「テッカテカ」な感じからやや落ち着いた印象。ショーの時はグロスで磨いてお化粧してたのかな?といった感じ。特に指紋などの汚れを気にすることなく扱えます。ようやく「ブラック塗装」っぽく感じられるのは素直に嬉しいです。現行機のコスモブラックは一見するとプラスチック無塗装のように見えますからねぇ。メタリック感は変わらず控えめです。

付属してきた原板は、日本の星空(カラー)、日本の星空(カラー・ライン入り)、月(フル・ムーン)、日本の星空(モノクロ)、日本の星空(モノクロ・ライン入り)、の計5枚。モノクロ2種は比較チェック用として付けてくれた量産版ですが、その他の3枚はやはり量産前試作とのことです。その他パッケージを含めて付属品はありません(ACアダプタのみ)。

カラー2種と月は完全に試作という感じ。構造的には2枚の透明プラスチックカバーに原板フィルムがサンドされていますが、まだ仮止めです。月はまだ一つの原板に大小2つの月が同居しているものですが、量産時はこの中間よりやや大きめで量産に入るようです。

これで今日は終わり!だと怒られそうなので(笑)、最後にちょっとだけ月の原板の印象について触れておきましょう。

結論から言うとこれは凄く気に入りました!天井に超リアルな月が、ありえない大きさでドーン!と映し出されて、めっちゃ痛快です!周囲が真っ暗ならまさに宇宙空間気分、月が自分のものになった気さえします。現実派には「満月でこんなにクレーターの影は出ない」などと突っ込まれるかもしれませんが、それこそが現実を超えたスーパーリアルCGの持ち味。KAGAYAさんの手による超精密CGでなければ、恐らくというか絶対にこの味は出せないと思います。これは今後のスライド系原板の展開に期待が持てますね〜。

というわけで個人的にはこの月を手に入れるためなら3万払うぜ!ってなくらいに盛り上がりました(笑)。もちろんネタ選びは大変だと思いますが(というか今のところ月以外にピンと来るものが思い当たらない)、ぜひ我々を楽しませてくれるラインアップを期待します。

というわけで次回は現行機との比較を。ホントですよ(笑)。

2006年08月13日

ホームスターPRO短信〜その1

世間はお盆休みだそうで。私はやることがいろいろあってお盆休みなんざぁどこの話だい?ってな状態です。しかしPCに向かっていても、各サイトは更新お休み中で気分転換もままなりません。そんな時にもカットビ!BLOGをご覧いただいている、特にホームスターファンの方に朗報をお届けしましょう!

実は金曜にセガトイズK氏より連絡がありまして、「来週お盆休みで誰も触らないから、ホームスターPROの試作機いじってみます?」とのこと。もちろん一も二もなくお願いしましたよ!というわけで本日無事到着しまして、今事務所にありますのよ、へへへ。お盆に出かけられない私に楽しみを与えてくれて、神様ありがとう!……でもPROをいじってる間は仕事消化できんよなぁ?ま、いいか(笑)。

というわけでとりあえずBLOGにてチマチマとレポートしてみたいと思います。もちろん後でレポートページにまとめますので、そちらもご期待下さい。では何はともあれ投影してみての第一印象から。

まずは単独で電源ON。原板はカラー原板(こちらもまだ試作品)です。うん、やはり明るいですね。多少周囲に明るさが残っていても(夜を待ちきれずに投影/笑)、チンケな遮光カーテンだけでかなり微細な星まで見えます。周辺の星像も、従来機とは比べものにならないくらいシャープです。この辺の印象はおもちゃショーの時と変わりません。

次に色の確認。おもちゃショーでは最良の投影条件のためか彩度が高く、かなり色の主張を感じたものです。しかしウチの天井(白ですが細かな凹凸がある)+いろんな機材のLED光が残っているような状態ではかなり彩度が下がるようで、なかなかイイ感じのチューニングだと思います。ちなみに感想はあくまで個人的なものですが、嘘やヨイショはありません(笑)!

まあ気になる点もないわけではないので、その辺は後でまとめましょう。そりゃセガトイズさんにはいろいろ取り計らっていただいてますが、レポートはレポートです。提灯記事といわれないように、しっかり書きますのでご期待下さいね!とはいえまだ試作品の段階ですから、量産品とは仕様・性能共に変更される可能性もあるわけで、その辺はご了解の上でお読み下さい。よろしくお願いします。

さてこんなオイシイ話題ですから少々引っ張りますよ(笑)!今日はここまで、次回は現行機との簡単な比較をお届けしましょう。もし場所が確保できればちゃんと投影距離を測って撮影、画像による比較などもしたいと思います。お盆休み中の暇つぶしに(笑)、更新チェックをお忘れなく〜。

2006年08月07日

PSP活用法?

というわけで亜瑠璃紗春の章も加賀谷玲テーマ曲バージョンに差し替えました。単に前後を差し替えたのではなく、BGMレベルの見直しや細かなノイズ取りなども施しましたので、音質的にもより高いクオリティでお届けできたかと思います。ご愛聴下さいませ♪

さて少し前にホームスターポータブル(以下HSP)の話題をお届けしましたが、意外というかやはりというか、PSP本体をお持ちでない方が多いようですね。HSPの専用機にするのももったいないな〜とお考えの方、こんな使い方も提案されています。

 PSPやW-ZERO3で展示物の解説が読める──国立科学博物館の実験

こういった施設が増えれば、携帯ゲーム機の使いようもあるというもの。ただこの科博の実験、どうもスッキリしません。なぜかというと「同館のWebサイトからコンテンツをダウンロードし、メモリースティックDuoにあらかじめ転送しておいて、博物館で参照しようというもの。」という一文のせい。要するに自宅で準備してきなさい、ってことですね。

個人的意見ですが、利用者の利便性を考えた場合、たまたま持ち歩く可能性の高いものに対して、準備の必要なく現地で提供する、というのが正しいアプローチだと思います。記事をお読みいただければわかるのですが、現地で無線LANを準備しないのは「新たな設備投資の必要がない」という完全に館側の都合で、利用者不在。しかも無線LANのアクセスポイントなんて今時1万円もしませんよ?設定やセキュリティについても、ちゃんと勉強すれば館の職員さんでも対応出来ることなんですから。

せっかく汎用性の高いHTMLで解説を提供する、というグッドな提案なのに、詰めが甘いというか。「あ、僕今日PSP持ってるよ!」「ゴメンね、おうちで準備してこなきゃ使えないんだよ。」・・・これで自宅でコンテンツを入れて来館し直しますかね?館の都合で利用者に不便を押しつける、という印象が強くなってしまい残念至極。今回のケースではそんなに高いとも思えないこのハードル、ぜひ創意や工夫で乗り越えて欲しいものですね。

とはいえこのような利用者のことを考えた提案はどんどん進めて欲しいものです。そうすれば大人がゲーム以外の目的で買ったPSPやDSも活用の場が増えることでしょうし、ね?

2006年08月05日

もろもろ情報

えー星空解説夏版はお楽しみいただきましたでしょうか?
ちょっと更新をさぼった間に情報がたまったので、一気にご紹介。

まずホームスターポータブルの専用サイトが出来ました。まだComing Soonになっていますが、これからプロモーション映像やTVCM、コラムなど掲載予定のようですので、大平さんファンならずとも要注目です。

それから楽天のセガトイズショップにて、ホームスター(従来機)の多色展開。別にPROでなくても、という方は検討してみてはいかがでしょうか?

最後にKAGAYAスタジオ製作のプラネタリウム番組「銀河鉄道の夜」が満天さんに続いて郡山市ふれあい科学館スペースパークにて公開開始です。こちらは朗読ナレーションが室井滋さんではなく、桑島法子さんという声優さんバージョン。「銀河鉄道の夜」のタイピングソフトやDVDで朗読を担当されていた方で、銀河鉄道の夜の朗読をライフワークにされている超実力派の声優さんです。東北地方の方はもちろん、満天での上映を見られた方でも再見の価値あり!

夏は他にもいろいろ面白そうなイベントも真っ盛りなのですが、なかなか時間(と資金/笑)が思うようになりません・・・。

2006年07月29日

ホームスターポータブル追加情報

CUSTOM HOMESTARさんより、ホームスターポータブル(以下HSP/笑)の発売情報がSEGAさんのサイトにアップされているとのお知らせをいただきました。

 SEGA 「ホームスターポータブル」

PCソフトで言う「ステラナビゲーター」(アストロアーツ)のようなものですね。天体観測のフィールドに持ち出すには、ノートPCよりも小型でハンドリングの良いPSPに分がありそうなので期待です!しかしウチのコンテンツを追加で入れられるようにしてくれないかしら>SEGAさん。

2006年07月28日

ホームスターポータブル?

どうやらおもちゃショーに出品されていたようなんですよ。でもPROでアタマが一杯で、他の展示をつぶさに見ていなかんたんですよね〜(泣)。
まだ未確認情報なので裏をとっている最中です。下記は2ちゃんねるから拾ってきたものなので、その辺を前提でお読み下さいませ。

 【PSP】『ホームスターポータブル』
 10月19日発売、3280円、発売元:セガ
 ・収録されている星のデータは約500万個
 ・日時指定で色んな時代の星空再現できる
 ・等級選択で指定等級まで表示させることができる。16等星まで?
 ・天体の拡大可能
 ・オーロラや日食、彗星だのの天体現象も再現
 ・星座や天体の解説もある
 ・ファンタジーシアターでは川崎市青少年科学館 甲谷保和氏の協力による15番組が楽しめる。

くあっ!・・・PSP持ってないぞ俺・・・orz

2006年07月25日

大和ミュージアム

梅雨は明けていませんが、お子さんたちはすでに夏休みですね。遊びに行けてためにもなる施設やイベントの情報をお届けするカットビ!、前のエントリーで町田市立博物館の企画展について書きましたが、もう一点変わったところでのプラネタリウムイベントを我がカットビ!情報班(笑)がキャッチしましたのでご紹介いたしましょう。

 大和ミュージアム(広島県呉市)
 特別展「星の記憶〜大和を見つめた光〜」

大和ミュージアムの大和はもちろん戦艦大和のことです。ではなぜ大和ミュージアムでプラネタリウム?と思われるでしょうが、実は大和ミュージアムの正式名称は呉市海事歴史科学館というそうで、普段からサイエンスショーやおもしろ船教室、さらに天体観測会などを催されているのだとか。

そんな大和ミュージアムでこの夏7月21日(金)〜8月20(日)まで上記のプラネタリウム番組が上映されています。カットビ!情報班によると、1階ホールに1/4球状のエアドームとプラネタリウムマシン、プロジェクターなどを持ち込んで番組投影を行っているのだとか。なかなか面白い試みですねー。エアドームは地球博で使われたものに近いようで(そのものかな?)、オープンな側から多くの人が鑑賞するのに適しているとのこと。

私も私用に絡めて8月1日か2日に見学に行く予定です。カットビ!の情報はどうしても首都圏中心になりがちなのですが、このような面白いイベントなどがありましたら地域に関係なくどんどんお知らせしていくつもりですので、今後もお楽しみに!

2006年07月20日

星空にあこがれて

さて7月も下旬に入りまして、いろいろバタバタし始めております。
製作物もケツが見え始めているのですが、メンバーの都合がなかなか・・・
ちょっと焦り始めている今日この頃です。うーん。
そんな中、今取材候補に入っているのがこれ。

 星空にあこがれて−プラネタリウムと天体望遠鏡−
 (リンク先はチラシのPDFファイル)

7/25〜8/31まで、町田市立博物館にて開催される企画展です。

・天文学、プラネタリウム、天体望遠鏡などに関する各種資料の展示。
・星に関する多くの著作を残された野尻抱影さんの特集コーナー。
・場内にエアドームとプラネタリウムマシンが持ち込まれ、毎日3回の投影。
・望遠鏡や星座早見盤の手作り教室。
・さらにプラネタリウムマシンの解体ショー(マジです/笑)まで!

といった盛りだくさんの内容です。天文・プラネタリウムファンにはたまらないですね〜!
今までこのような展示会はなかったので、興味を持たれた方はぜひお出かけ下さい。

取材の方ですが、打診をしたはいいんですが権利問題で調整中・・・。
あちこちから資料をお借りしている関係で、動画での配信は難しいかもしれませぬ。
一応館側の返答待ちなので、何か進展がありましたらまたご報告いたします。

この他にも夏休みは各地で星関係のイベントが真っ盛りです!
詳しくはアストロアーツさんのサイトなどで紹介されていますので、要チェックですぞ。
さあ、もうすぐ梅雨明けです、がんばってまいりましょー!

2006年07月18日

科学の醍醐味

ホームスターPROのレポート、連休中にもかかわらず多くの方にお読みいただいたようで、本当にありがとうございました。いかがだったでしょうか?

さて、今日はこんな記事が目にとまったのでご紹介。

 パナソニック、オキシライド乾電池による有人飛行に成功
 〜391mを飛行、世界初の快挙

TVCMで「次は有人飛行に挑戦!」とやっていたのでご存じの方も多いかもしれません。しかし乾電池で人を乗せた飛行機が飛ぶって、やっぱりスゴイ!記事では「専門家の間では、乾電池での有人自力飛行は無理とされていたが、今回の公式記録の達成でこの通説を覆した。」とあります。まあ専門家と呼ばれる人達ほど固定概念の罠に陥り易いもの、ってちょっとステレオタイプな感じもしますが(笑)。

地道な研究の積み重ねの結果、技術的障壁がクリアされ、製造技術が追いついて、初めて従来の通説を覆すようなことを起こすことが可能となるわけです。何と言ってもこういったブレイクスルーが科学の醍醐味ではないでしょうか!そう考えると宇宙の9割以上が未だ正体のわからない物質(ダークマター)で占められている、って話ですから、めっちゃワクワクしませんか?もう何が起こってもおかしくない気がしますよね(笑)。

科学に限ったことではないのですが、努力の成果が形になるときって最高に気持ちの良いものです。ホームスターも乾電池も、これからは開発者の苦労や努力に想いを馳せてみると、その気持ち良さのおこぼれにあずかれるかもしれませんね〜。世のモノを生み出す全ての人達に感謝。

2006年06月26日

聞こえますか〜?

さて私たちは商売柄、音楽やらナレーションやら効果音やらと色々な音を扱う機会も多いわけです。しかし悲しいかな人間である以上、老化による感覚の劣化というものは避けようがありません。私なんぞはそんな劣化の真っ只中だったりするんですけどね(涙)。一番自覚症状があるのは視覚の劣化、老眼ですが、意外にも聴覚の劣化は気付きにくいものです。特に20代後半にもなると高音が聞こえづらくなっている、ってご存じでしたか?そこでこんな記事。

 授業中でもケータイOK!? 大人になったら聞こえない着信音!!

記事中に紹介してあるmp3ファイルですが、17kHz以上という超高域のため、PC付属のスピーカーなどでは充分に再生できない可能性がありますので、ヘッドホンで試されると良いでしょう。その際くれぐれも音量にはご注意を!始めは充分音量を絞り、再生が始まったら徐々に上げて聞くようにして下さいね。

私はそこそこの業務用モニタースピーカーを使ったのですが、最初のファイルは全然聞き取れませんでした。ヘッドホンでもダメ、オッサン認定です(泣)。2番目のファイルはスピーカーでも頭が痛くなりそうな音がかなり来ます!あー良かった(笑)。まあ年齢的には良い線いってるのかな〜?

最近はiPodなどの流行で、ヘッドホンで音量を上げすぎて難聴になるケースが外国では問題になっているとか。音楽は楽しいものですが、耳を壊しては何にもなりませんね。歳を取っても良い音楽を聴くために、もう少し耳をいたわりましょう!さて、あなたはこんな着信音が鳴ったら、気づけますか?

2006年06月23日

加賀谷玲さん2ndアルバム発表

普通ならW杯ブラジル戦のことを書くところでしょうが、まぁそちらは専門の方々にお任せするとして、カットビ!としてはこちらを見逃すことは出来ません!

そう、タイトルにあるように、加賀谷玲さんの2ndアルバム「Planetary Feelings」が発表になりました。詳細と一部試聴はKAGAYAさんの公式HPにある製品案内の中で、またアストロアーツオンラインショップのKAGAYAコレクションの中でも試聴が出来ます。個人的には「Staring at the New World」が大ツボの予感!

オンラインショップでは6/27以降発送とありますので、もしかしたら7/1のサンシャインミニライブで入手できるかもしれませんね。こちらのライブもステキな告知ページが出来上がっていました。来場可能な方はぜひお運び下さいませ。

というわけでカットビ!ブログでは今後もKAGAYAさんと加賀谷玲さん、そして「銀河鉄道の夜」周辺の情報を出来る限り採り上げてまいりますので、みなさんの情報提供もお待ちしておりますよ〜。

追記:
そうそう、ご好評いただいているKAGAYAさんサイン本+玲さんサイン入りCDと満天ペアご招待券のプレゼント企画もあと一週間ちょっとです。ご応募がまだな方はお早めにどうぞ!「ようこそ、星の劇場へ〜ドームに描くのは、幼き頃からの夢」を読み進めていただきますと応募ページになります。よろしくです!

2006年06月13日

星空ミュージックアワー「美ら星に想いを」

今日は用事があり、町田まで行って来ました。

町田といえば東急まちだスターホールさん。こちらでは投影時間によってターゲット層を変えた番組をかけているのですが、今日行った目的の一つがこの中の大人向け番組、星空ミュージックアワーを見ることでした。現在の番組は「美ら星に想いを〜沖縄アーチスト特集〜」です。

番組は全周スライドによる沖縄の夕空から始まり、日没から星空解説へ。その後も美しい風景のスライドをはさみつつ、音楽と星にタップリと浸れる趣向になっています。ミュージックアワーというと音楽ばかりの印象がありますが、解説のボリュームも充分あり、スライドも効果的に使われ、50分間という長目の投影時間も飽きずに過ごすことが出来ました。

特に良かったのが、やはり星をふんだんに見せていただいたこと。テーマが沖縄(+この時期)なので南十字も投影され、そのまま経緯変化で大小マゼラン雲から逆立ちした秋冬の星座たちまで現れる大サービス。また別のタイミングでは日周運動で春の星空から秋の星空までタップリと見ることが出来ます。プラネタリウムでは案外とその季節の星空しか見られないことも多く、星好きには物足りないと感じることも多いようですが、この番組では存分に星空を楽しむことが出来ますヨ。

今回の解説員は「ようこそ、星の劇場へ」第一回でお世話になった永田美絵さん。その癒しボイスと手練の解説運びはまさに“百練自得の極み”((C)テニプリ)!番組終了後ご挨拶したのですが、私のデカイ図体ではいたことがバレバレだったようで(笑)。お話を伺うと、この番組は永田さんが制作に関わられたとのこと。なるほど、その出来映えにも納得です。

というわけで星空に存分に浸りたい方には特にオススメのこの番組、9月3日まで上映とのことなので、ぜひ足をお運び下さい。なお七夕特別プログラムや夏休み編成などで投影開始時間が変わるようですので、事前にホームページや電話などで確認して下さいね。

2006年06月11日

5秒ルールを科学的に検証?

ああ、テープ起こしはしんどいよ・・・というわけで現実逃避に小ネタを一つ。

 『"5秒ルール"は正しいことが科学的に検証される』
 (出自:ブログ「空を見上げて犬は今日も歩く」さん)

わはは、真面目なのやらふざけているのやら。イリノイ大学、恐るべし!

しかし最近やたらと目に付くのが脅迫系CM。とにかくバイ菌うじゃうじゃだの、ゴキブリぞろぞろだの、ダニがわらわらだの、目を覆いたくなるような映像をお茶の間にたれ流す。これは本当にやめていただきたい!食事中だろうが何だろうがお構いなしなんですから、酷いもんです。精神的ダメージを被る人も少なからずいらっしゃるでしょうから、暴行罪と言っても良いのでは?などと真剣に考えちゃいますよ!

同じ“備えあれば憂い無し”系のCMでも、損害保険などは事故の表現でもコミカルに仕立てているじゃありませんか。あれを生の事故現場のケガ人を映されたら引くでしょ?リアルなCGで首が飛んだりしたら嫌じゃないですか。もう非難轟々に違いありませんよ?なぜバイ菌の顕微鏡写真やゴキブリのリアルCGが許されるのか、謎です。自分は少数派なのかなぁ・・・。

とまあ例によって大脱線なわけですが(笑)、やたら嫌悪感や危機感を煽って商品を売りつけようなんて手口はやはり感心できませんな。落としたものを食べたって死にゃあしねーよ!(ただし5秒以内/笑)

2006年06月06日

KAKUTA花やしき公演『ムーンライトコースター』

去る6/4、プロジェクト002「ようこそ、星の劇場へ」でご紹介させていただいた劇団KAKUTAさんの最新公演『ムーンライトコースター』を拝見しに浅草まで行って来ました。そう、今回の公演の舞台は「浅草花やしき」、しかも夜間貸切で行われたのです!

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当日は幸いにして好天で(そういえば公演期間中は雨は降らず、強力な晴れ男or女がいる?)早めに浅草に到着、チラシ配りさんたちには会えなかったけど、花やしきは営業時間に満喫!自分、東京生まれの東京育ちのくせに、花やしきは何と初体験なんです。しかし遊んでいてもやっぱり気になるのは、この場所をどう舞台として使うんだろう?という点。もはや職業病ですが(汗)。

さて一旦花やしきの外に出てROXなどで時間をつぶし、開場時間ちょっと前に戻ると入場ゲートは長蛇の列!ちょちょちょ、すごい人数なんですけど・・・でもオペレーションはしっかりしていて、チケット引き替えから入場、席キープ(身代わり用通しNo.付ミニコーンを貸してくれるのです)まで非常にスムーズ。再演だけあって手慣れた客捌き、お見事でした。

さてこの公演、園内が4つのゾーンに分かれていまして、そこを6つのお芝居が巡って来るというスタイル。詳しくはKAKUTAさんのHPを見ていただきたいのですが、もう園内目一杯使いまくり。プラネタリウムマシンの周りをグルグル走るくらいで驚いている場合ではなかったんですね(笑)、なんというアクティビティでしょう!期待は高まる一方です。

入場すると場内ではすでに役者さんがパフォーマンスを始めています。道化師がはね回り、白スーツに赤いバラを持った兄ちゃんは誰かと待ち合わせ中、怪しい掃除婦、寂しそうな顔をした女子校生、失踪した父親探し中の兄妹などなど。たまに手ぬぐい売りや虫除けスプレーを勧めてくれる案内係が通っていきます。時折場内放送から流れる音楽に合わせて彼らが踊り始めたりして、全く飽きさせません。

空に上弦の月(KAKUTAさんのお天気メールに下弦とあったのはご愛敬/笑)がポッカリ浮かぶ中、いよいよ開演です。6つの物語はここ花やしきで展開していること以外は一見関連性のないお話なのですが、見進めていくうちに何となくテーマが浮かんできます。それはどのお話も「見えないもの」が主題になっているのかな、ということ。各物語のキーワードが「思い出」や「人の心」、もっと具体的に「落とし物」や「失踪者」、挙げ句の果てに「実体のない自分?」だったりするんです。

これらの話が一通り巡った後、最後にそれぞれのゾーンでの最初の物語がやってきて、無人のコースターが場内を走る場面が演じられます。つまり最後の場面は一つの物語についてしか見られないわけですよ。うーん、全部見たい!でも全部見ちゃうと再演があったときの楽しみが減るし・・・と何と観客泣かせの悩ましい構成ではありませんか(笑)。そしてその無人のコースターにそれぞれの「見えないもの」への想いが重なっていく・・・。

とにかくKAKUTAさんのお芝居には驚かされます。役者さんは良い意味でギラついておらず、とても親しみを感じられるところが桑原作品の世界観にピッタリマッチ。加えて抜群のチームワークとアクティブさで、綱渡りのような構成を何事もないようにこなしていきます。まるで失敗するなど微塵も考えてもいないかのように。いやそう感じさせないだけで、舞台裏は天地がひっくり返るような騒ぎなんでしょうけど(笑)。

そしてやっぱりこの人抜きには語れません、作・演出の桑原裕子さん。始まりはどこにでも転がっていそうなネタから、漫才もかくやというお笑いをタップリ注ぎ込み、最後に「うわっ、そう来たか!」的なひねった展開へ持っていくのがスゴク巧いです。最終的には人の琴線に触れる、ホロッとくるようなお話が多いのですが、全体を通してベタベタしたところが全くなく、あくまで爽やか。ほとんどのエンディングでは登場人物が「はにかんだ笑顔」で終わるんですね。私なんざぁもうイチコロです(笑)。

心の奥がホックリと暖まった帰り道、月は西の空に傾き、浅草寺五重塔の上には木星が、天頂にはアークトゥールスが輝いておりました。あー、幸せ。

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というわけで長々と読みづらい文章で申し訳ありませんでした。とにかく百聞は一見にしかずと申します、興味を持たれた方は、ぜひ次回のKAKUTAさんの舞台へ足をお運び下さいね♪

2006年06月02日

情報漏洩!?

今日はあんまり科学には関係ないことですが。

先日事務所のレーザープリンタが壊れまして、代替品をヤフオクにて調達、今日到着したので早速交換作業を行いました。当然中古で説明書も無し、まずは最新ドライバをメーカーサイトからダウンロードしてLANに接続、セットアップ。しかし万事順調と思いきや、印刷してみると用紙にシワが入ってしまいます。

ネットで検索するもドンピシャの症例は出てきません。ということは個体の不具合の可能性が高い。シワが寄るということは、機構のどこかでスリップを起こしていて、紙が均一に送られていないわけです。カバーを開けてトナーカートリッジを外し、くまなくチェックするも異常は見られません。残るは両面印刷ユニット内か、定着ユニットの内部です。

定着ユニットを上部排紙口の隙間からのぞき込むと、定着ローラの反対側のローラに紙が巻き付いている!よくエラーにならないもんだなぁ、と思いながら定着ユニットを外します(ここからは本来サービスマンの領域ですのでマネしないで下さいね!)。その細い隙間からピンセットを使って、紙の端を摘んでローラーを回し、均一に引き上げる。これを数回繰り返して排出口から紙の端が出てくればしめたもの、あとは慎重にローラを回しつつ紙が破れないように引き出します。一枚引き出してホッとしたのも束の間、なんともう一枚貼り付いている・・・同様に引き出します。

本来ならここでやれやれお疲れさま、で終わりなんですが、本題はこの内部に巻き付いていた紙なんです。何と某政府系施設でプリントしようとした資料ではありませんか!しかもメールをプリントアウトしようとしたらしく、送り先やCCには数名のメールアドレスが・・・。うーん、なんてアナログな情報漏洩なんでしょう(苦笑)。

このプリンタ、リサイクル専門業者さんから落札したものなんですが、延べ印刷枚数63,000枚、トナー残量約80%と、レーザープリンタの耐久性から見れば使い始めも同然のもの。なんたって現行販売機種です。それを恐らくはタダ同然で売り払うわ、内部に個人情報を残すわで、ちょっと呆れかえっちゃいました。ホントにお役所は無駄遣い、かつ危機意識が希薄だなぁ、と感じ入った次第。おっと、もちろんその紙はシュレッダーにかけて廃棄しましたよ。

というわけで自分は得したのに、ちょっと複雑な気分になった一日でした。

2006年05月29日

ニワトリと卵

面白いネタがあったので、たまには天文以外の“科学っぽい話”でも。

よく因果関係がハッキリしない時に「ニワトリが先か、卵が先か?」って言いますよね。それに対して答えが出た!というお話。元々はYAHOO!!のヘッドラインに記事があったのですが、今はアクセスできませんので、以下全文引用させていただきます。


−−− ここから −−−

【ニワトリが先か、卵が先か… 結論―卵でした】

 ニワトリが先か、卵か先か―。学者から酒場の酔客まで悩ませ続けてきたこの“命題”に、英国の遺伝子専門家と哲学者、養鶏家の3人が結論を下した。その答えは「卵が先」。英PA通信が26日、報じた。

 ノッティンガム大のブルック・フィールド教授(進化遺伝子学)らによると、生物が生きている間に遺伝物質が変化することはなく、ニワトリ以外の鳥が途中でニワトリになることはあり得ない。このためニワトリ以外の鳥が産んだ卵が、突然変異でニワトリの特性を備えた卵になった、と結論づけたという。

 3人は、映画「チキン・リトル」のDVDを発売するディズニーの依頼で、この命題に結論を下した。 (ロンドン・岡安大助)
 =2006/05/28付 西日本新聞朝刊=
(西日本新聞) - 5月28日10時1分更新

−−− ここまで −−−


別に「ニワタマの話」自体はどうでもいいんですよ。ある日突然カラスがニワトリの卵を産んだわけでも無し、長期間に渡って環境に適合したり、異種交配が行われたりして少しづつニワトリになっていったと考えるのが、進化論をベースとした今の科学の範囲では妥当と思われますから。

じゃあこの記事のどこに注目すべきかと言うと、“映画「チキン・リトル」のDVDを発売するディズニーの依頼で”という部分。このノッティンガム大のブルック・フィールド教授という方がどれくらいの権威の方かはわかりませんが、ようするにDVDの宣伝活動の一環だったんですね。

まあ「誰もが知っている永遠の謎を解いたっ!」って勢いなわけで、それなりにセンセーショナル。YAHOO!!でもサイエンスのトピックに分類されていたりして、本来なら芸能トピックで扱われるべきもののような気もしますが(笑)、そこはそれ、ディズニーの作戦勝ちということで。

というわけで純粋な科学のお話ではなく、科学っぽいものを利用したプロモーション戦略のお話でした(笑)。


そうそう、この記事を見つけるキッカケとなったITmediaの川上暁生氏のブログにトラックバックさせていただいたんですが、この川上さん、納得しすぎです(笑)。そもそもニワタマ話自体が学問としての命題と言うよりも、話の比喩に用いられるようなネタなんですから、ね。

2006年05月23日

星のお兄さんとKAGAYAさん

先日のカットビ!打ち合わせ時に「そういえばあさって(21日)星のお兄さんが満天に来るよ」と話したところ、じゃあみんなで見に行こうということになりまして、行って来ました。

ちゃりさんとあゆあゆは生星兄初体験!ただ久しぶりの晴天のせいかお客さんがちょっと少なくて、お兄さんのギャグを持ってしてもなかなか場が暖まらないと思いきや、近くの席で声を押し殺しながらもやたらとクスクスと・・・あゆあゆでした(笑)。そういえばオヤジギャグ好きやったねぇ。

無事解説も終わり、以前取材でお世話になった満天の担当者さんと星兄さんにご挨拶。私は以前琵琶湖にも足を運んでおり面識があるので、スタッフを紹介したり、今やっていることをお話ししたり、今度リニューアルされた星兄のホームグラウンドのDigital star dome「ほたる」の取材をさせて下さいよ〜などなど、見かけの割にはちょっとシャイな(笑)星兄さんと和気藹々とお話しさせていただきました。

星兄さんとお別れしたところで満天担当者さんから意外な方を紹介されました。星をモチーフとしたデジタルペインティングの大家、KAGAYAさんです。ホームスター春星に付属したメッセージカードでもお馴染みですね。実はKAGAYAさんは、今年の夏満天の夏番組としてかかる全天周3D映像による「銀河鉄道の夜」を制作され、その日は翌日にプレス試写がある関係でご来場されていたようです。

KAGAYAさんは作品から受ける印象のように物腰穏やか、ナイーブなジェントルマンといった風貌で、しかしながら作品のことについて語られるときはとても意志の強いまなざしをされる、魅力的な方でした。「銀河鉄道の夜」も資料を拝見した限りでは、幻想的なKAGAYAワールドが壮大なスケールで展開する超期待作です!

カットビ的には今後ご両人に取材をお願いする予定ですので、乞うご期待!というわけで図らずしも天文エンタテイメントのビッグネームお二人とお話ができ、収穫の多かった池袋の一日でした。

2006年05月19日

盛岡旅行記〜花より団子?

やっとのことで盛岡旅行記完結編、ちなみに去る4/30のことでございます(苦笑)。

子ども科学館と県立美術館のある駅西側から、繁華街のある駅東側へバスで移動。季節は春、ここは桜を見なければ始まりません!が、事前の調査だと市内はまだ咲き始め、裁判所にある有名な石割桜がかろうじて三分咲きとのこと。期待しないで見に行くと、あらもう結構咲いているではないですか!ラッキー。観光客も沢山いて、みな思い思いにシャッターを切っています(ほとんどが携帯かデジカメだけど/笑)。

盛岡で桜といえば盛岡城跡の岩手公園、けど腹ごしらえが先(笑)。じゃじゃ麺は嫌いじゃないけど、今回はその近所のパイカルというお店が目に留まる。店構えはお世辞にもキレイとは言えないが、うろ覚えながらも確か餃子が有名な店だったなぁ。で私は餃子+ジンギスカン定食、連れは野菜炒めに半餃子の定食をチョイス。でこれがバカウマですよ、あーた!特にジンギスカンが超ナイス!餃子もうまい!今後は盛岡に来るたびにパイカル詣でをしようと心に決めたのでありました。

その後岩手公園(こちらも5分咲き以上?)でお花見がてら食休み、ミスドでお茶して、それでもまだ夕方。仕方なく通常料金を払って(滅多にない/笑)映画「プロデューサーズ」を見る。これ、もちろんストーリーは抜群に面白いんだけど、映画らしく作らずに舞台をそのまま映画化したような感じなので、見終わった後に舞台が見たくなるのがタマにキズかも?でようやく晩飯に相応しい時間ですわ。

晩飯は駅前の盛楼閣という焼き肉屋。ここは何度も行ったけどもうホントに美味しい。肉もうまいし冷麺もうまい!それなりに値段は張るけど、コストパフォーマンスでは安○亭を楽々ブッチギリだ!もちろんお財布が寂しいときは冷麺だけでも可なので(笑)、盛岡来訪の際はぜひ訪れていただきたいものである。ちなみに冷麺は辛さが選べる(トッピングのキムチの量で調節する)のだが、ここは「辛み別盛りで」と頼むと、キムチが別の鉢で出てきて好みの食べ方が出来るのです。通っぽくってオススメ。

とまあ忙しいのかヒマなのかわからない盛岡日帰り(というか0泊3日?)でした。プラネタリウムも絵画も食べ物も、人を感動させるチカラを持っているという意味では、みなコンテンツ。今回は当たりが多かったのでとても満足でした。ただいくら中身が良くてもお客さんが来ないと始まらないわけで、その辺りまでしっかり考えて、トータルコーディネートの上でコンテンツを提供するのが我々の役目なのかな、と思っています。以上盛岡旅行記、一巻の終わり!

2006年05月14日

ホームスターの噂?

mixiのホームスターコミュで、10月にホームスターの上位機種が云々、というトピが立っていました。
私も気になってニュースソースを探してみたんですよ。そうしたら平成18年3月期決算説明会資料に載っていました。

セガトイズTOPページから投資家のみなさまへ、へ進むと見られます。上記PDFファイルの21ページ下部の記述で、こちらには11月とありますね。

しかしながらこの辺の話題はいろいろお付き合いの関係でこれ以上突っ込めんのです、すんません(大汗)。ただ一応久しぶりのホームスター関係の話題(一応公式だし)ということで、食いついておかないとと思いまして(笑)。だからmixiではなくこちらに書かせていただきました。脱線でした〜。


そうそう、それに関連して安全な話題を(笑)。

ITmediaというWEBのIT系ニュースサイトに、ホームスターのセガトイズ開発担当者さんのインタビューが載っています。加藤さん、男前に写ってます(笑)!
内容は他の媒体でほぼ既出の開発秘話的なものですが、文末に今後の展望がちょっとだけ書かれています。上記の噂とほぼ符合してたりして・・・ふふ♪

盛岡旅行記〜美術館にて思うこと

また間が開いちゃいました、すみませ〜ん!

さて、ソラのムコウを見終わり顔見知りの職員さんたちにご挨拶をして館を出る。昼食にはチト早いので、隣接した岩手県立美術館へ。特別展はジャン・コクトー。

美術館に行っていつも思うのは、大体どこの美術館もキレイで、空間デザインも凝っていて、職員のオネーサンたち(昔のオネーサンを含む/笑)もスーツでビシッと決めていて、ミュージアムショップで売っているものもおしゃれで、要するにいろんなところで演出が効いている。ああ、美術館に来てるんだな、という気にさせるように仕向けられてる。これって大事ですよねぇ。

美術館に展示されているものは全て人為的にデザインされたもの。だから来場者が展示物の世界にスッと入っていけるように、環境もデザインする。実に正しい発想ですね。ちょっと話はそれますけど、ディズニーランドは夢の国であって、決して遊園地ではないのです。異常なほどの神経質さでの世界観の演出、それがなければ成立しないアトラクションがいくつあることか。それが最終的には集客数という結果につながっているわけです。考え方は同じだと思います。

で何が言いたいかというと科学館ですよ!科学を扱ってるんだから、もっとワクワクするような演出が欲しいじゃないですか。そんな演出を施設レベルで実現しているところが全国でどれだけあるのでしょう?外観こそそれらしく造られた建物は多いけれど、なんちゃら文化会館と変わらないようなエントランス、陳腐な休憩用の長椅子、ジャンパーを着た職員さん、資料閲覧用に居並ぶのは旧型のパソコンたち・・・。あげつらえばキリがありませんねぇ。

そりゃ予算の問題とかいろいろ事情もあるでしょうが、私の今まで見てきた館の中には「市民のみなさんに来てもらいたい」とさえ思ってないんじゃないの?というようなところも残念ながらありました。そんなところばかりじゃないのは重々承知ですが、職員さんに意欲があるところでも実際にどうすればいいのかがわからない、というところも多いように感じます。いろいろ調べればお金をかけずにがんばっているところもありますし、まずは出来ることから始めて欲しいものです。

そんなことを考えつつ、美術館を後に昼食をとりに繁華街方面へ。まだまだ続く!

2006年05月03日

盛岡旅行記〜ソラのムコウ

個人的に多忙もそろそろ終焉を迎えまして、世間もGW突入ですね。
そんな4/30、盛岡市子ども科学館で上演中の土屋亜有子嬢主演「ソラのムコウ」が最終日を迎えるとのことで、夜行バス日帰り強行軍を決行したのでありました!

早朝6時に盛岡駅到着、やおら駅前のファーストフード店で時間つぶしモードに突入し、10:30の初回上映に合わせて館入りです。GW対応でしょうか、入り口すぐに長テーブルが置いてあり、案内の昔の娘さんたち(笑)が座ってます。

 「あのー、プラネタリウムを見に来たんですが。」
 「はい、プラネタリウムは11:30からになりますね〜。」
 「は?あの、ソラのムコウは・・・」
 「ああ、そちらはアニメーションで星の解説はないんですが良いんですか?」
 「ええ、それを見に来たんで。」

おそらく常勤の職員さんではなさそうだし、親切で案内しているとは思いますがね、星の解説がないものはプラネタリウムじゃない、という発想はいかがなものか?このあたりはもう少し運営を見直していただきたいものですなぁ。

さていよいよ上映です。今後どこかの館に配給されるかもしれないのでネタバレ的なことは書きませんけど、こういったテーマを絞ってゆっくり語りかけるようなプログラムはもっと増えて欲しいなと思います。ストーリーを追うよりも、自分が主人公たちと同じ空を見上げることで、時間や感情を共有して欲しい・・・そんなメッセージを感じる作品でした。また、この作品はバーチャリウム(全天周CG映像)をふんだんに使ったもので、従来のスライドを用いた番組とは一線を画す迫力と没入感は一見の価値あり!CGの功罪を云々言う以前に、やはり良い時代になったものだと素直に思います。

全体的に構成が荒いとか、気になる点も多々あれど、これからのプラネタリウム番組の可能性は充分垣間見ることができます。製作のG社にはもっと頑張って欲しい!と期待を込めてエールを送るとしましょう。(あ、あと意外に土屋嬢のセリフが少ないのが残念/笑)

さて第一の目標は果たしたものの、帰りのバスは23:10発。盛岡の長い一日は始まったばかり、というわけで次回に続く!

2006年04月26日

夏の星空

春版をリリースした後、秘密プロジェクトの進行や別業(超短納期!)をこなして、気が付けば4月も終わろうとしている今日この頃。みなさまいかがお過ごしですか?(←少しボケてる)

そんな忙しさですっかり夜型の生活を過ごしておりました。深夜も起きていると、当然おなかが空いたりしますね。そんなときの強い味方はコンビニです。コンビニまで徒歩2分のところに住んでいる俺は勝ち組だぁ!とまあ調子のいいことを思いながら歩いていると、久しぶりに空がクリア。「おー、最近は曇っていたからなぁ。どれどれ、北斗七星は・・・」と頭上を見上げると、そこには美しく輝く北斗七星が・・・ありません。かわりに見慣れない一等星が???

星空解説「星時計〜」ですでに星空の時計を熟知されたみなさんには(笑)、もうおわかりですね。そう、空を見上げたのは午前3時過ぎ。天頂には夏の代表的な星の並び、夏の大三角があるのでした。ベガが一際明るく輝いています。北斗七星はすでに西寄りの空で逆立ちをし、しし座もスピカも低すぎてもう見えません。すっかり夏の星空です。

まあ6時間あれば季節にすると約3ヶ月分、この星空は7月終わりの21時頃と同じくらいというわけですね。知識では知っていても、仕事で疲れていたボケ頭では理解するまで時間がかかります。というわけでちょっとだけ夏の夜の散歩気分になった夜でした。(その後はユン○ル飲んで徹夜で仕事/泣)

2006年03月29日

皆既日食

おっと今日だっ、危うく忘れるところだった〜。

仮にも科学を名乗るサイト、しかも天文中心だったら触れないわけにはいかないこの話題。
そう、今日3月29日はアフリカ〜中央アジアにかけて皆既日食が起こります。
近年はインターネットの発達で、現地のライブ映像を手軽に楽しめるようになりました。
日食インターネット中継の総本山、LIVE! ECLIPSE2006でじっくりとご覧下さい。

そうそう、日食病って知ってますか?
一度でも日食の観測に行った人は、その魅力にとりつかれてしまい、
世界中日食をどこまでも追いかけてしまうという、そら恐ろしい病気です(笑)!
ちなみに私、1999年ヨーロッパ日食をドイツで見ようとしたらどん曇りで……。
いつかリベンジしたるっ!と思いつつ早7年(号泣)。
やっぱり2009年の奄美諸島北部〜小笠原諸島まで待つしかないか、はぁ。 orz

デートで使える科学ネタ−2

ちゃりさん、投稿ありがとうございました。
特に土屋亜有子さんの楽曲配信開始、おめでとうございます!
数々の楽曲、ぜひ家庭用プラネタリウム鑑賞のお供にどうぞ。
iPodなどのヘッドホンで聴くと、浸れますよ〜。
それからカットビ!ファンならばぜひ「幸せの☆」を着うたにね!

さて二件目のサイエンスウォーカー、早速手に入れて読んでみました。
記事の多くが身の回りの商品に活かされている科学蘊蓄、という感じですね。
サイエンスウォーカーの善し悪しは別として、科学系の蘊蓄は連発すると
非常に理屈っぽく感じられるため、大抵はウザがられますので要注意っ!
用量用法を守って正しくお使い下さい(使用上の注意は付属しません/笑)。

2006年03月20日

ついに宇宙へ!

ROBO-ONEってご存じですか?
そう、2002年に始まった二足歩行ロボットによる格闘技大会です。
そのROBO-ONEが2010年、ついに宇宙に進出するんですって!

 2010年、今度は宇宙だ!――「ROBO-ONE宇宙大会」開催を発表

いやぁ、夢がありますねぇ。
正直、過酷な宇宙空間でバトルが出来るようなロボットを一般レベルで4年で実現できるか?
というのはあるんでしょうけどね、でも「やるっつったらやる!」ってところが実にステキです!
特に日本における技術のブレークスルーは、課題ありきの場合が多いですから、
課題は無理難題なくらいでちょうど良いのかもしれません(笑)。

こういったイベントが、企業のスポンサー支援によって運営されていることは嬉しいですね。
協賛各社はROBO-ONE公式サイトの右側に列挙されていますので、
これからはなるべくこれらのメーカーの商品を選んで買うことにしましょうかね(笑)。
がんばれ、ROBO-ONE!

2006年03月18日

勉強?娯楽?

少々間が開いてしまい申し訳ないです、いろいろバタバタしてまして。
さて、今日はこんな記事を見つけました。

 シャープ、IEEEマイルストーン認定記念電卓を限定発売

まあ記念電卓は置いといてですね、その電卓には計算ドリル機能が付いているんですよ。
「脳トレ」ブームもここまで来たか、という感があります。
私的には計算ドリルなんて、子供の頃夏休みの宿題で嫌々やった記憶しかありません。
それを現在では大人が積極的に、時には嬉々としてやってる。

まあプラネタリウムでエンタテイメントなんてのも昔はちょっと想像できなかったわけで、
そういった意味ではあんまり変わらないことなのかもしれませんね。
知的好奇心を刺激する、大人のためのエンタテイメントを提供していきたい、
そんな我々にとっても今は追い風の時期なので、頑張っていきたいと思います。

さてお知らせを少々。
イベントですが、正直言うと場所の問題で頓挫してまして…。
ちょっと春シーズンには間に合いそうもありませんです、ハイ。
秘密プロジェクトもクライアントの都合で少し延びそうな状況でして。
春だってのに、パッとした話題が無くてゴメンナサイ〜!
その代わりじゃないですが、星空解説春版は4月の早い時期にリリースしたいと思っています。
KAKUTAさんのプラネタリウム公演レポートも材料が揃いまして、執筆に入ります。

春は陽気も良く花も咲き、だけど嵐のような風が吹いたり雨が降ったりもします。
良いことがあれば悪いこともあり、一喜一憂もまた人生の理ですな。
とオッサン臭い締めくくりで失礼(苦笑)。

2006年03月09日

シネアドプラネタリウム

昨日は映画を見にわざわざみなとみらいまで遠征してきました。
(私は多摩の人なのです)
メガスターファンの方なら理由はわかっちゃいますよね。
そう、ネスカフェ・ゴールドブレンドのシネアドプラネタリウムが
目的の一つです。もちろん映画を見ることも目的です!

シネアドとはシネマ・アドバタイジングの略で、要は劇場CMのこと。
でシネアドプラネタリウムとは、劇場内にメガスターを設置して、
CMにメガスターの投影する星空を組み合わせ、演出効果を高めよう
という企画です。しかし映画の前に流すCMですから、特別版とはいえ
1回に2〜3分のモノ。まあ何と言おうか、贅沢な企画ではあります。
詳しくはこちらで。

 映画館が突如星空に!シネアドプラネタリウム第二弾

始まる前は同行者と「天井は黒いから星は映らないな」とか「壁面は
濃い青か、何とか映るかな?」なんて勝手なことを言ってましたが、
投影が始まってビックリ、壁面はおろか天井にもかなり鮮明に星が!

光量が通常型の20倍という特別仕様機なんだそうですが、それにしても
普通のプラネタリウムではわずかな光にも苦労することを考えると、
常識外れと言って良いでしょうね。すでにTVで高感度カメラを使わずに
星を投影できたらしいですから、プラネタリウムドーム以外の場所での
イベントには威力を発揮しそうです。

こういうものが一日数万円くらいでレンタル可能になれば、ドーム以外の
いろんな場所でプラネタリウム(というか星空)の良さをアピールできる
のですがねぇ……。

どうにかなりませんかG社さんかM社さん(他意はないです/笑)!

2006年03月04日

タイムマシンにおねがい

タイトルはサディスティックミカバンドの名曲です。
ヴォーカルに木村カエラを迎え再結成、今CMタイアップでオンエア中ですね。
オッサンとしては非常に懐かしい!ヴォーカルもイイ感じ♪

さて気になるのは実はそちらではなく、こっち。

 2036年からのタイムトラベラー出現!!

見つけたのはInternet Watchさんの記事から。
でもこういうなにかスゴイ理論みたいなのが書いてあって、しかも予言が当たってる
なんてパターンは、知らない人が見て何かのキッカケでブワッと広がっちゃうかも
しれない可能性大ですね。21世紀のノストラダムスになっちゃうかも。

こういったいかにも科学っぽい、でもよく考えればマユツバモノのお話を最近は
「トンデモ科学」と称しますが、なにせ見極めが難しい。
でも科学でわかっていることなんて、全宇宙レベルで見れば微々たるモノですから
トンデモであろうがなかろうが、興味を持って楽しんだ方が勝ちですよね?
メガスターの大平貴之氏も「人は、可能は証明できるが、不可能は証明できない」
と宣われております(笑)。その通りだと思います。

というわけで将来タイムマシンが可能であることを誰かが証明してくれるまで、
しばし待つことにしましょう。
でもそれまでに世界大戦起きたら、生き残れるかな……?(笑)

2006年02月26日

プラネタリウム+朗読劇+音楽

昨日は東急まちだスターホールさんで行われた、劇団KAKUTAさんとミュージシャンのアルケミストさんのコラボによる朗読劇「満天の夜」と「ねこはしる」をカガクノトビラスタッフで取材してきました。

行くまでは「朗読かぁ、正面に椅子を置いて役者さんが黙々と読むんだろうな、寝ないように頑張らねば……」なんて考えていました。しかし会場に入ってビックリ!ちょうどコンソールくらいの大きさで人の背丈ほどに嵩上げされた舞台が三つ、ドーム内の東西と南(北はコンソール)に設置されています。さらに座席はほとんど取り外され、プラネマシンを取り囲むような形で桟敷席に。うっひゃー、ここまでやるんかい!心の中でと思わずツッコミ(笑)。

内容も単なる朗読ではなく、役者さんが3つの舞台と通路、プラネマシンの周りを話の流れに合わせて演技しながら移動しまくり、実にダイナミック。アルケミストさんの曲も非常に練り込まれた形で演題に組み込まれ、さらにプラネタリウム内の機器もちゃんと舞台装置として活用されています。特に星の見せ方については……もう感動モノです!

KAKUTAさんのお芝居とアルケミストさんの音楽に魅力があることはもちろんですが、今回はプラネタリウムという特殊な環境で実施するにあたって、スターホールさんと組まれた事がその魅力を充分に引き出すための大きな要因になったことは間違いないでしょう。見事に「プラネタリウムでなければ出来ないもの」を見させていただきました。スターホールさんから全面的な協力体制を取れなければ、おそらくは「わざわざプラネタリウムでやらなくても」と感じていたに違いありません。

私、普段はコンテンツについては非常に辛口なんです。また取材させてもらったから評価に下駄を噛ませているわけでもありません。もちろん気になった点もいくつかあります。ただ、KAKUTAさん、アルケミストさん、スターホールさんが一緒になって作り上げた「最も伝えたかったこと」はしっかりと受け取れたと感じました。この3者のコラボレーションが今後も続き、またこのようなアプローチの出来るフォロアーが各地で出てくるように願うばかりです。

合間を縫ってKAKUTA主宰の桑原さんと制作の前川さん、そしてスターホールの永田さんにインタビューさせていただき、この公演までの経緯や苦労話などを伺うことが出来ました。この模様は近々コンテンツの方でUPしますので、お楽しみに。

2006年02月24日

フィギュアスケートの科学

まずは祝!荒川静香選手金メダル獲得!
というわけでまたまた時事ネタを元に書きます。

今回金メダル争い以上?に注目されたのが安藤美姫選手の4回転ジャンプ。
惜しくも本番では失敗でしたが、それでも私はなぜ地球上であんな技が可能なのか
不思議で仕方がありません(笑)。
おっと、不思議に思ったら即調べるのが科学好きの取るべき道!というわけで
ちょっと調べてみました。TV等で流れたネタなどもごちゃ混ぜになっているので
人にこのネタを話すときはご自分で裏をとって下さいませね。

まず5回転ジャンプなんてとんでもなく難しいぜっ!という説を聞きました。
ジャンプの歴史をひもといたとき、1回転〜2回転〜3回転〜4回転、と人類が
モノにする時間(間隔)が指数関数的に増加していて、5回転に辿り着くまで
あと100年以上はかかる、という話。番組名は失念しましたが、確かTVで
流れていたと思います。

逆に5回転をスポーツ力学的に分析すると、充分現実味があるよ、という話。
曰く安藤美姫+伊藤みどり=5回転ジャンパーの出来上がり!だそうな。
伊藤みどりさんといえばご存じ女子で世界初の3回転半を成功させた名選手。
このお二人、伊藤みどりさんは回転数をジャンプの高さ=滞空時間で稼ぐタイプ
であり、対して安藤選手は回転のスピードで稼ぐタイプらしい。
で先ほどの式、伊藤みどりさんのジャンプ力と安藤選手の回転力を兼ね備えた
選手ならば5回転ジャンプも夢ではない、っていう夢のある(笑)お話でした。

ちなみに体重に回転半径の二乗を掛け合わせた慣性モーメントという値の
小ささが身体の回転のし易さにとって重要な要素の一つで、それでいうと
安藤選手は荒川選手と同じ2.56。少々スマートな(笑)村主選手は2.18、
でも浅田真央選手はなんと1.48というダントツの小ささ!なのだそうですよ。

というわけでカットビ!的には4年後のバンクーバーで、浅田選手に5回転
ジャンプの夢を見ることにいたしましょう!
それではまた〜。

2006年02月11日

チョコレートの科学

あっという間にもう2月も半ばですね。
いろいろありましてなかなか更新が捗りません。
えーと、えーと、……がんばります(涙)。

さて、カガクノトビラですから科学ネタもたまには書きましょう?
巷はバレンタインデーで盛り上がっていますね。
バレンタインといえばもちろんチョコレート、それも想いを込めた
「手作りチョコレート」が話題になったりします。
しかし私は昔から疑問に思っていたのですが、
既製の板チョコを溶かして固め直しただけで
なぜ「手作りチョコレート」なのでしょうか?
手作りと言うからには、カカオ豆を焙煎するところから……
(笑)とまでは言いませんがもう少し手をかけても、と思っていました。

しかしある時、単に溶かしたものを固め直すだけでも
結構な手間であることを知りました。
手作りチョコレートの製作工程で最も手間がかかるのが
「テンパリング」、即ち固める段階での温度調整&管理。
これを怠ると美味しいチョコレート、いやいわゆるチョコレート
にすらなりません!
許容範囲1〜2℃の中で攪拌しながら温度を上げたり下げたり、
まあそれは大変な作業のようです。

さてテンパリングの詳しい内容はお菓子の専門家に任せるとして、
ここではなぜそんな面倒な作業が必要かを科学的に見てみましょう。
普段口にするチョコレートは、全体の30%を占めるカカオバターの
結晶中に、砂糖・粉乳・カカオマスなどの微粒子が分散している、
難しく言うと結晶分散系です。
このカカオバターの結晶というのがキモでして、この結晶は
4〜6種類の形があると言われています(数は文献により異なる)。
売っている状態のチョコレートは、V型(ローマ数字の5)です。
夏場に溶けたチョコレートが勝手に固まったときになる、
粉を吹いたような状態はIV型。あれは美味しくないですよね?

ただ自然に固めてしまうとIV型で結晶化してしまう(不味くなる)。
そこで温度を上げたり下げたりすることでV型の結晶化を促進するのです。
要するにテンパリングとは結晶の形をコントロールしているのです!
こう書くとものすごく科学っぽいですよね(笑)?
手作りチョコレートに限らず、料理とは化学反応を操る技術です。
このようなことも今後折を見てお話しさせていただこうかと思います。

2006年02月04日

春星〜公式ページ

やっとセガトイズさんで公式ページが公開されましたね。

 ホームスター2006春期限定版のご案内

限定版要素を要約すると、

 ・本体特別塗色マジョーラ(メガスターII-cosmosと同色)
 ・南半球の専用恒星原板2枚
 ・スペシャル解説CD「星のお兄さんの爆笑星空解説」1枚
 ・ハンディホームスター1個(本体限定色ホワイト、リーフグリーンのロゴ入り)
 ・大平貴之氏直筆サイン入りメッセージカード(デザインはKAGAYA氏作「星空ナビゲイション」)

となります。大平さんファンは迷わずゲット……しかないでしょうね(笑)。
あとは「新入学・新社会人のお祝いにも最適なギフトセット」とあるように、
春のプレゼントシーズンに向けてホームスターユーザーがいままでは
ホームスターに縁がなかった人にプレゼント、という狙いなのでしょう。

これで自宅プラネタリウム化計画に拍車がかかれば我々の野望も……
……ふっふっふ(謎)。

2006年01月28日

春星続報

Amazonでの商品解説から。

> ホームスターの2006年春季限定版。「世界で最も先進的なプラネタリウム」
> としてギネスに認定された「メガスターIIcosmos」と同じ本体色を採用した
> 限定版です。南半球の原板ソフトやハンディホームスターに加え、大平氏の
> 直筆サイン入りメッセージカードも付属。新入学のギフトにも最適なアイテムです。

Amazonでの写真は妙に緑がかった色に写っていますが、cosmosと同じ
マジョーラだそうです。メッセージカードのデザインは、星座絵で有名な
○○○○○○さん(わかりますよね?汗)。

メガスターと同じ色&大平さんのサインを入れるあたり、メガスターファンに
フォーカスしているようですね。売れ行きが気になるところです。

2006年01月24日

ホームスター春期限定版「春星」発表

セガトイズさんから新商品情報が出ました。
噂のホームスター2006春期限定版「春星」もラインナップされています。

 セガトイズ 2006年1月〜3月までの新製品情報

どんな内容なのか楽しみですね。
また情報が入ったらお知らせします。

2006年01月13日

スーパーハンディプラネタリウム計画

スタッフからの書き込みもぼちぼちと始まりました。
なにやら私より面白いことを書く人がいたり(ちょっと悔しい/笑)、
ささやかな「へぇ」を提供してくれたりと、個性も様々ですね。
これからもご期待下さい。

さて先日ラスベガスでCESという家電の国際見本市が行われましたが、
その記事の中から面白そうなモノを見つけました。

 PC WATCH 2006 International CES【ユニーク製品&ロボット編】

その名もSkyScout、実際の空で星の位置をナビゲートしてくれるしろもの。
GPS+電子コンパス+傾きセンサで見ている方向を特定し、そこにある
星の名前などを教えてくれるといいます。

この「見ている方向を特定する技術」にHMD(ヘッドマウントディスプレイ)と
ウェアラブルPCを組み合わせれば、私が以前より作りたいと思っていた
「スーパーハンディプラネタリウム」が出来上がるわけです!
メガネ状のディスプレイをかけて見上げれば、どこでもプラネタリウムを
楽しめる、夢のデバイスです(笑)。

現段階ではまだPCとHMDの性能が追いつきませんが、その辺は時間が
解決してくれるはず。誰か私に投資してくれませんかねぇ(笑)?

2006年01月07日

星時計

えー実は昨日当ブログ初のトラックバックをいただいたのですが、
内容がショップさんの商品紹介だったんですね。
商用広告に使われるのは当ブログの本意ではないので、
申し訳ないのですがトラックバックは削除させていただきました。

ただその商品自体はなかなか素敵なものでしたので、
スタッフが見つけたGoodsたちというスタンスでご紹介だけ。
星時計という名前のアクセサリーです。

http://blog.goo.ne.jp/fun_energy/e/0c5231052f5a582305845ba34326b369

今後も直接的な商品広告等はご遠慮いただくと思いますが、
こんな面白いモノ見つけたよ、という感じでしたらコメント&トラックバックは
お受けできると思いますのでよろしくお願いいたします。

星時計

えー実は昨日当ブログ初のトラックバックをいただいたのですが、
内容がショップさんの商品紹介だったんですね。
商用広告に使われるのは当ブログの本意ではないので、
申し訳ないのですがトラックバックは削除させていただきました。

ただその商品自体はなかなか素敵なものでしたので、
スタッフが見つけたGoodsたちというスタンスでご紹介だけ。
星時計という名前のアクセサリーです。

http://blog.goo.ne.jp/fun_energy/e/0c5231052f5a582305845ba34326b369

今後も直接的な商品広告等はご遠慮いただくと思いますが、
こんな面白いモノ見つけたよ、という感じでしたらコメント&トラックバックは
お受けできると思いますのでよろしくお願いいたします。

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