ホームスターPRO短信〜その4
本日セガトイズさんのサイトでPROのニュースリリースが発表されました。
さて、今回はいよいよPROの改良された光学系に迫ります。まずは投影全体像の比較。
PROの方は下部にPRO本体が見切れてしまっていますがご勘弁を。撮影データは露出が4sec&F2.8、焦点距離28mm(35mm判換算)、撮影距離およそ1.1mで固定です。投影範囲が広がっているのがハッキリわかりますね。この撮影で気付いたのですが、現行機でも180°以上の星が投影されているんです(カノープスとデネブが両方見える)。へぇ〜。PROになるとさらに範囲が広がって上部(北の空)にベガが見えてしまっています。まあこの辺はあくまで試作機ですし、本来がシミュレーターでも教具でもないという商品の性格上、あまり細かく言及することではないでしょう。ただカガクノトビラ的にはもう少し実際の視野に近づいて欲しいという希望は伝えようかと思います。
次にPROの最大の売りである周辺部のアップ画像を。
これはもう比べるまでもありませんね、その差は歴然です!現行機ではシリウスがすでに像が崩れかかっているのに対し、PROは端までバッチリ。もう何も言うことはございません、ハイ。
さて、いかがでしたか?次回は原板を同じものにし、PROで見たモノクロ原板&現行機で見たカラー原板をご紹介するつもりです。今後もPROの秘密のベールをどんどん剥いでいきますのでお楽しみに!なお繰り返しになりますが、本レポートはあくまで“試作機”に対するレポートです。このまま製品になるとは限りませんので、今一度ご了解のほど。