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カガクノトビラ カットビ!Blog

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2006年05月03日

盛岡旅行記〜ソラのムコウ

個人的に多忙もそろそろ終焉を迎えまして、世間もGW突入ですね。
そんな4/30、盛岡市子ども科学館で上演中の土屋亜有子嬢主演「ソラのムコウ」が最終日を迎えるとのことで、夜行バス日帰り強行軍を決行したのでありました!

早朝6時に盛岡駅到着、やおら駅前のファーストフード店で時間つぶしモードに突入し、10:30の初回上映に合わせて館入りです。GW対応でしょうか、入り口すぐに長テーブルが置いてあり、案内の昔の娘さんたち(笑)が座ってます。

 「あのー、プラネタリウムを見に来たんですが。」
 「はい、プラネタリウムは11:30からになりますね〜。」
 「は?あの、ソラのムコウは・・・」
 「ああ、そちらはアニメーションで星の解説はないんですが良いんですか?」
 「ええ、それを見に来たんで。」

おそらく常勤の職員さんではなさそうだし、親切で案内しているとは思いますがね、星の解説がないものはプラネタリウムじゃない、という発想はいかがなものか?このあたりはもう少し運営を見直していただきたいものですなぁ。

さていよいよ上映です。今後どこかの館に配給されるかもしれないのでネタバレ的なことは書きませんけど、こういったテーマを絞ってゆっくり語りかけるようなプログラムはもっと増えて欲しいなと思います。ストーリーを追うよりも、自分が主人公たちと同じ空を見上げることで、時間や感情を共有して欲しい・・・そんなメッセージを感じる作品でした。また、この作品はバーチャリウム(全天周CG映像)をふんだんに使ったもので、従来のスライドを用いた番組とは一線を画す迫力と没入感は一見の価値あり!CGの功罪を云々言う以前に、やはり良い時代になったものだと素直に思います。

全体的に構成が荒いとか、気になる点も多々あれど、これからのプラネタリウム番組の可能性は充分垣間見ることができます。製作のG社にはもっと頑張って欲しい!と期待を込めてエールを送るとしましょう。(あ、あと意外に土屋嬢のセリフが少ないのが残念/笑)

さて第一の目標は果たしたものの、帰りのバスは23:10発。盛岡の長い一日は始まったばかり、というわけで次回に続く!