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カガクノトビラ カットビ!Blog

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2007年07月14日

「銀河鉄道の夜」北京公開イベント・レポート

カットビ北京観測所の貞方です^^
7月11日にKAGAYAさんたちが北京にいらっしゃるということで、さっそく行ってきました。

場所は北京天文館。その中のデジタルシアターが会場です。
いつも中国のイベントでは日本では想像出来ないようなトラブルに泣かされるので、KAGAYAさんたちのお手伝いする気マンマンで、通訳を引き連れて行ったのですが、スタッフの方に現場入りして欲しいと言われていた9時にはすでにイベントはスタートしていました^^;

ちょっと拍子抜けで着席すると、さっそく「銀河鉄道の夜」の投影が始まりました。今回は字幕ではなく中国語の声優でアフレコされていました。室井滋さんや桑島法子さんに比べると声が軽い感じで違和感がありましたが、初めて見る中国の観客にとっては関係ないことですし、十分に楽しめるのではないでしょうか。

ただ、個人的には音のバランスが微妙に気になりました。声優の声は痛いぐらいに低音が出ているのにBGMやSEの低音が全然出ていないんです。汽車のゴトゴトなんて音でゾクッとしたいところなんですけどね・・・

投影が終わり、KAGAYAさんの講演です。これがむちゃくちゃ楽しめました!

まずは「銀河鉄道の夜」を製作するにあたっての話。宮沢賢治を知ることが大事ということで取材旅行に出かけられた話から始まりました。三角標や賢治のみた風景、SL機関車などを取材写真と製作中のCGの対比をプロジェクターで投影しながら丁寧に説明してくれました。
(画像をクリックすると大きな画像が別窓で開きます)

 

さらにはKAGAYAさんの過去の作品「the Zodiac」も投影。このコーナーではデジタルペインティングについての解説が行われました。実に意外だったのが、人物モデルを実際に写真撮影し、その写真をもとにスケッチを描き、そしてCGペイントしているということ。KAGAYAさんいわく、CGは細かい部分を拡大して描けるのが良いとのことでしたが、ヤシの枝を一本一本描いてるビデオが紹介されました。作業こまか過ぎです(笑)。ビックリしました。

 

そして「星天日和」の投影の後、世界を旅した経験について話されました。タヒチやアラスカなど、世界中を旅して見て感じた様々な経験が作品のモチーフになっているということ。さらには天文館での講演にはピッタリな、南極での皆既日食を体験された話をされました。
中でもNASAのホームページに掲載された皆既日食の写真に自分が写っていた感動を熱く語られました。そもそも皆既日食の写真に人物が写りこむこと自体がとても普通ではありえないことですからね。とても神秘的で素敵な写真です。

(※編集注:この写真はFred Bruenjes氏が権利者のため、こちらのページでご覧下さい)

そして最後には将来の夢の話。いつか月に行きたいそうです。その体験がまた新しい作品を生むことでしょう。「好きなことや夢に向かうこと。それは、前に進む力を生み出し続けます。」そう締め括られました。

KAGAYAさんの講演に引き続き、加賀谷玲さんと井上ヒロコさんのミニライブ。「銀河鉄道の夜」で歌われている3曲を熱唱されました。かなりの大きさのスピーカーを仮設してあり、僕がいつもプラネでのライブ制作で苦労するような音に関する問題はまったくなく、とても良いライブに仕上がっていました。

 

イベントの最後にはKAGAYAさんたちへの質問コーナー。中国の人たちにそうゆうのってどうなんだろうって思っていたら、次から次へと手が挙がり・・・いかにもファンという方のあたりさわりのない質問から、製作費や配当に関する質問や、動画制作グループの売り込みまで、日本では考えられないような質問殺到で相当面白かったです。

そんな中、KAGAYAさんから告知されたのが、「銀河鉄道の夜」DVDの中国での販売が決定したことや、さらには北京を皮切りに世界配給も始まるとのこと。なんだかスゴイことになってきています!これからもKAGAYAさんたちや「銀河鉄道の夜」から目が離せませんね。

2006年11月26日

「銀河鉄道の夜」中国上映レポ

カットビ北京観測所の貞方です^^

さてさて、中国に引っ越して以来なかなかカットビに貢献出来ていなかったのですが、チャンス到来!な、なんとKAGAYAさんが北京にやってくるというではありませんか!そんなわけで緊急レポに出撃です。北京・日本電影周という映画祭が開催されまして、日本の新旧11作品の特別上映があったわけですが、その中にKAGAYAさんの「銀河鉄道の夜」がラインナップされていました。

11月24日、僕は事務所からほど近い中国電影資料館へと向かいました。北京はもうすっかり真冬です(この夜、雪が降りました^^;)。会場はほぼ満席。この日は映画祭最終日でして閉会式も行われました。実はそのゲストがKAGAYAさんというわけです。

偉いおじさんたちの挨拶が続きます。これは万国共通です。待つこと40分、ついにKAGAYAさん登場です。チケットには撮影禁止と書いてありましたが、マスコミに紛れてちゃっかり写真撮影しちゃいました。

 

壇上から降りて着席されたKAGAYAさんにすかさずご挨拶。というのも開演前に貴賓室でお見かけしたわけですが、マスコミやお偉方に囲まれていてとてもお話できるような状態ではなく、終わってからもそうだろうと思い、強引な手に出たわけです^^;

ほんの少しお話したところで、いよいよ上映開始です。僕はサンシャイン満天のプラネタリウム版しか観たことなかったので、銀幕ではどんな感じになるんだろうと興味津々でした。そうそう、投影はなんだかむちゃくちゃ大きなプロジェクターを使っていました。びっくりするぐらい綺麗な映像でした。でもやっぱりプラネで観たことあるもんだから平面のスクリーンでは物足りなさを感じてしまいました。もっとこっち側もあるんだよ〜〜〜と観客たちに教えてあげたくなってしまいましたよ(笑)

ちなみにナレーションは桑島法子バージョン。個人的には室井滋バージョンの方が好きかも。さそり座のところで登場する女の子の声がなんだかユマっぽくて、土屋亜有子バージョンってゆうのも聞いてみたいなと思ってみたり。

ブロードウェイミュージカルの来日公演みたいに電光掲示板を使って字幕が出ていたんですが、これがどうにもいただけない。目線がスクリーンからはみ出るので慌しいし、手動で出しているのか全然タイミングがあってないし。というか、そもそも宮沢賢治の文章を中国語化って難しいですよね。中国人にはチンプンカンプンだったかも。でもKAGAYAさんの描く世界観には魅了されていたようで大盛況のうちに幕を閉じました。

あれ?あんまりレポートになってない?まっ、良いか。そうゆうことで^^

「銀河鉄道の夜」中国上映レポ

カットビ北京観測所の貞方です^^

さてさて、中国に引っ越して以来なかなかカットビに貢献出来ていなかったのですが、チャンス到来!な、なんとKAGAYAさんが北京にやってくるというではありませんか!そんなわけで緊急レポに出撃です。北京・日本電影周という映画祭が開催されまして、日本の新旧11作品の特別上映があったわけですが、その中にKAGAYAさんの「銀河鉄道の夜」がラインナップされていました。

11月24日、僕は事務所からほど近い中国電影資料館へと向かいました。北京はもうすっかり真冬です(この夜、雪が降りました^^;)。会場はほぼ満席。この日は映画祭最終日でして閉会式も行われました。実はそのゲストがKAGAYAさんというわけです。

偉いおじさんたちの挨拶が続きます。これは万国共通です。待つこと40分、ついにKAGAYAさん登場です。チケットには撮影禁止と書いてありましたが、マスコミに紛れてちゃっかり写真撮影しちゃいました。

 

壇上から降りて着席されたKAGAYAさんにすかさずご挨拶。というのも開演前に貴賓室でお見かけしたわけですが、マスコミやお偉方に囲まれていてとてもお話できるような状態ではなく、終わってからもそうだろうと思い、強引な手に出たわけです^^;

ほんの少しお話したところで、いよいよ上映開始です。僕はサンシャイン満天のプラネタリウム版しか観たことなかったので、銀幕ではどんな感じになるんだろうと興味津々でした。そうそう、投影はなんだかむちゃくちゃ大きなプロジェクターを使っていました。びっくりするぐらい綺麗な映像でした。でもやっぱりプラネで観たことあるもんだから平面のスクリーンでは物足りなさを感じてしまいました。もっとこっち側もあるんだよ〜〜〜と観客たちに教えてあげたくなってしまいましたよ(笑)

ちなみにナレーションは桑島法子バージョン。個人的には室井滋バージョンの方が好きかも。さそり座のところで登場する女の子の声がなんだかユマっぽくて、土屋亜有子バージョンってゆうのも聞いてみたいなと思ってみたり。

ブロードウェイミュージカルの来日公演みたいに電光掲示板を使って字幕が出ていたんですが、これがどうにもいただけない。目線がスクリーンからはみ出るので慌しいし、手動で出しているのか全然タイミングがあってないし。というか、そもそも宮沢賢治の文章を中国語化って難しいですよね。中国人にはチンプンカンプンだったかも。でもKAGAYAさんの描く世界観には魅了されていたようで大盛況のうちに幕を閉じました。

あれ?あんまりレポートになってない?まっ、良いか。そうゆうことで^^

2006年08月21日

モンゴルで天の川

久しぶりのブログです。というのも訳あって現在中国の北京に住んでいます(ブログ書かない理由になってませんね^^;)

実は、北京に住む日本人仲間と「天の川」を観に行こう!ということになりまして、行ってきました内モンゴル自治区!いやぁ、遠かったです。オンボロバスで片道8時間(><)途中雨だったので無理かなぁと思ったのですが、夜中には満天の星空!天の川がまるでメガスターのように綺麗に見えました(笑)

さっそくmp3プレイヤーにダウンロードしておいた我らカットビの星座解説を聴いてみました。星空ビギナーの僕ですが、夏の大三角を発見!その後も土屋亜有子の解説で夏の星空を散歩することが出来ました。すばらしい!(自画自賛^^;)

流れ星もみれてとても幸せ気分。星空観望って良いものですね!

2006年04月11日

携帯アプリ「星座をさがそ」

実は、わけあって長期海外出張になりそうな貞方です。
というわけで海外ローミング対応の携帯電話を探していて大発見!
ボーダフォンのアプリに「星座をさがそ」というのがあります。
ケータイを空にかざすと、その方向に見えるリアルタイムの星空を表示する星空ガイドアプリとのこと。

仕事柄、何か良い携帯コンテンツないかなぁと相談されることが多く、以前から星座の位置とかわかるような
待ち受け画面があったら良いんじゃないかと言っていたのですが、時間帯やら方角やらで難しいと思っていたのです。
ところがモーションコントロールセンサーというシステムで携帯を向けている方向や角度がリアルタイムに反映されるとのこと。
すごいなぁ・・・

2006年03月25日

デートに使える科学ネタ

そんなタイトルに踊らされてニュースサイトを覗いてみると、
ナ、ナント!文部科学省が「サイエンスウォーカー」なる無料情報誌を出すそうで。
角川書店が「東京ウォーカー」など28日に全国で発行する雑誌にとじ込むということ。

こんなおちゃめなことができるなんて、やるなぁ!文部科学省〜〜。

日本の科学の未来も明るいぞ!・・・たぶん

2006年03月21日

星時計の刻む夜BGM

なんとか科学チックなことを書こうと思うのですがネタも見つからず、そうこうしているしているいちにずいぶんと経ってしまいました^^;

今回はちょっとお知らせモード・・・

ご好評を頂いている星空解説コンテンツ「星時計の刻む夜」ですが、あのBGMは販売されているのですか?というお問い合わせを多数頂いております。
実はいずれの曲も、ナレーションをしている土屋亜有子のオリジナルソングのカラオケを使用しています。
彼女の歌声も星空にマッチした超癒し系。
楽曲ダウンロード販売も始まりましたので各配信サイトで試聴や購入ができます。
ぜひ聴いてみて下さい!
http://www.showmans.co.jp/ayuayu/download.html

もちろんCDもライブや通販でお買い求め頂けます。
http://www.showmans.co.jp/shop/

ちなみに選曲は以下の通りです。

・プロローグ メッセージ
・春のエリア 本物の涙
・夏のエリア 思いでの人
・秋のエリア この場所で…  
・冬のエリア あなたのそばで 

てゆうかご要望の多い季節ごとの星座解説、なんとかせねば・・・ 

2006年01月22日

プラネタリウムのイベント

先日、五藤光学研究所&エスシーアライアンスの新年会に声優事務所のひとつとしてお招き頂きました。
「銀河鉄道999 for Planetarium」からのおつきあい。
昨年は盛岡子ども科学館で現在公開中のプラネ作品「ソラのムコウ」で土屋亜有子が主演&主題歌をやらせて頂いたし、年末は北九州の科学館でも漫画家のちばてつや先生とのトークショーにも参加させて頂き、今やすっかり仲良しさんばかりです。
そんな中、土屋亜有子がビンゴゲームであれを当てたんですよ、あれを!
詳しくは本人が書き込むでしょうが、ちょうど買おうとしていたところらしく、本当に強運の持ち主です^^

最近考えていること。プラネでどんなイベントができるだろう?
土屋亜有子のミニコンサートや生星座解説だったらすぐにでもやれると思うのですが、我々ならではのもっとプラネ空間ならではのことができないだろうかと考えています。
今までも何度かプラネでイベントをやらせて頂きましたが、実に難しい空間です。照明や音響設備が揃っていて便利そうですが、あくまでプラネ用。イベント会場としては相当使いづらい施設がほとんどなんです。
20年近くイベントやライブに携わってきた僕らでも苦戦するのですから、館のみなさんのご苦労は大変なものかと思います。
いろいろな制約の中で何ができるか・・・考えてると楽しいです!燃えます!(萌えてませんよ^^;)

みなさんはプラネのイベントにどんなことを期待されますか?
館のみなさんがやりたくてもできないことってありますか?
そうゆう夢を実現できたら・・・それがカットビなのです(決めポーズ!)

2006年01月08日

北斗七星

カットビスタッフの貞方です。
難しい名前なので昔からのニックネーム「ちゃり」とでも気軽に呼んでくださいませ。

うわぁ!ブログ初挑戦!!!慣れるまで時間がかかりそうです。
えっと、ここではカガクのお話するんでしたっけ?
まぁ、正月ですしね。テレビでもよく流れてましたよね

・・・ってそれはガガクだろって(つまんない^^;)

そうですねぇ〜〜、実はとても苦手だったんです、理科。
天文?・・・三ツ星(オリオン座でしたっけ?)しか分かりません。
そんな僕もカットビに関わって以来、いろいろなプラネタリウムや科学館に遊びに行くようになって、今では夜空を見上げるのが大好きで、酔っぱらっいながらの帰り道にもずっと見上げたまま歩くので相当危険な毎日です。
そんな僕のマイブームが「北斗七星」。
ついに発見したんですよ!それも自力で(お願いだから今の時期は見えないはずだよとか言わないで)
いつものように酔っぱらいながら歩いていたら、突然「ひしゃく」が見えたんですよぉ!!!
感動でした。
僕は昔から「里見八犬伝」が大好きでして(実はスーパーウルトラ真田広之ファン)先日テレビで八犬伝の物語のベースには北斗七星を信仰する宗教があったと紹介していまして。
どうして八犬伝なのに七星?と思ったら小さな星が横っちょにあるそうで(もしかして常識?)、それが最後の八犬士となる少年新兵衛なんだそうです。すごいぞ滝沢馬琴!

で、今こうして書いていて気づいたんですけど、正月にTBSでドラマ「里見八犬伝」をやっていたのは、もしかして戌年だから??

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