さようなら、スターホール
毎月土俵際の更新が続いているアストロ・ラジオですが、もうお聴きいただけたでしょうか?
今月もかろうじて月内にお届けすることが出来ました。いやー期末は辛い……。
さて期末といえば今日は3月31日、何を置いてもそこに行かなければいけません。
そう、まちだ東急スターホールの閉館日です。
私自身そう何度も通ったわけではないのですが、G社運営になってからは結構行きましたね。
幸い直前のオファーにも関わらず16時の最後のメインプログラムと、17時半からの最終投映
ミュージックアワーを見ることが出来ました。取材という形ではなく、あくまで私個人の感想に
留めさせていただこうと思いますが、やはり寂しさは拭い切れませんね。
プログラムが進むに連れて、ドーム内の空気がどんどん濃密になっていくのがわかります。
そして最後の夜明けを迎えたとき、各所からすすり泣きがもれました。
地平線から出現するときに一瞬明滅する大マゼラン雲も、プロギャラから聞こえるスライドを
送る音も、もうよみがえることはありません。終わりは必ずやってくるもの……。
スターホールは幕を閉じましたが、あの星空を見た人の心の中に刻み込まれたメッセージは、
永遠に色褪せることはありません。そしてどこかであの星を見たときに、あの曲を聴いたときに
スターホールを思い出すことでしょう。というわけで最後のミュージックアワーで流れた曲の
セットリストを残しておきます。
テルーの唄 手嶌葵
君が思い出になる前に スピッツ
サクラ やなわらばー
見上げてごらん夜の星を 坂本九
鉄道員(piano version) 坂本龍一
The Long & Winding Road The Beatles
さよなら、スターホール。そして、ありがとう。