メニュー〜PROJECTメニュー〜PRODUCTSメニュー〜BLOGメニュー〜ABOUT USメニュー〜LINK, etc...
カガクノトビラ カットビ!Blog

« もろもろ情報 | メイン | 春の章のIDタグ »

2006年08月07日

PSP活用法?

というわけで亜瑠璃紗春の章も加賀谷玲テーマ曲バージョンに差し替えました。単に前後を差し替えたのではなく、BGMレベルの見直しや細かなノイズ取りなども施しましたので、音質的にもより高いクオリティでお届けできたかと思います。ご愛聴下さいませ♪

さて少し前にホームスターポータブル(以下HSP)の話題をお届けしましたが、意外というかやはりというか、PSP本体をお持ちでない方が多いようですね。HSPの専用機にするのももったいないな〜とお考えの方、こんな使い方も提案されています。

 PSPやW-ZERO3で展示物の解説が読める──国立科学博物館の実験

こういった施設が増えれば、携帯ゲーム機の使いようもあるというもの。ただこの科博の実験、どうもスッキリしません。なぜかというと「同館のWebサイトからコンテンツをダウンロードし、メモリースティックDuoにあらかじめ転送しておいて、博物館で参照しようというもの。」という一文のせい。要するに自宅で準備してきなさい、ってことですね。

個人的意見ですが、利用者の利便性を考えた場合、たまたま持ち歩く可能性の高いものに対して、準備の必要なく現地で提供する、というのが正しいアプローチだと思います。記事をお読みいただければわかるのですが、現地で無線LANを準備しないのは「新たな設備投資の必要がない」という完全に館側の都合で、利用者不在。しかも無線LANのアクセスポイントなんて今時1万円もしませんよ?設定やセキュリティについても、ちゃんと勉強すれば館の職員さんでも対応出来ることなんですから。

せっかく汎用性の高いHTMLで解説を提供する、というグッドな提案なのに、詰めが甘いというか。「あ、僕今日PSP持ってるよ!」「ゴメンね、おうちで準備してこなきゃ使えないんだよ。」・・・これで自宅でコンテンツを入れて来館し直しますかね?館の都合で利用者に不便を押しつける、という印象が強くなってしまい残念至極。今回のケースではそんなに高いとも思えないこのハードル、ぜひ創意や工夫で乗り越えて欲しいものですね。

とはいえこのような利用者のことを考えた提案はどんどん進めて欲しいものです。そうすれば大人がゲーム以外の目的で買ったPSPやDSも活用の場が増えることでしょうし、ね?