ファン待望のホームスターPRO発売を間近に控えた10月某日、付属の星空解説CD「星空バスガイド」のナレーションを担当された土屋亜有子さんにインタビューをお願いしました。聞き手(筆者)がこのCDの企画製作プロデューサーということで、和やかな内にインタビューは進みました。
−−−さていよいよ12月7日にホームスターPRO発売ということで、今日は付属の星空解説CD「星空バスガイド」でナレーションを担当された土屋亜有子さんにいろいろ伺っていこうと思います。いやー、どもども(笑)。
土屋亜有子さん(以下土屋) どもども(笑)。
−−−えー、改めてインタビューというのもちょっとやりにくいもんですね。まあいつもの雑談ノリでお願いしたいと思います(笑)。
土屋 ハイ、よろしくお願いします。
−−−今回はバスガイドスタイルでの星空解説ということで、これまで土屋さんが演じてきた役柄とはかなり勝手が違ったと思うのですが、録り終えての感想を聞かせて下さい。
土屋 そうですね、最初にバスガイドさんって聞いた時は楽しそう!って思いました。私の中でのイメージは小学生の頃の遠足で楽しいお話をいろいろしてくれて、一緒に写真を撮ってもらたり、お別れする時にはちょっと寂しいな〜って思う、優しいお姉さん的な存在……。うん、良い思い出があるので、温かい感じに演じられたらなって思ってたんですね!
−−−あー、わかるわかる!なぜか小学生の頃は男女関係なくお姉さんに憧れますよね。
土屋 女の子にも大人気でしたね!でも、よく考えると大人になってからバスガイドさんにお会いする機会がなく、今だったらどんな風に感じるんだろう?ってちょっと疑問に思って。なので収録前にはとバスに乗って視察させて頂いてきました!普通のお客さんは外の景色を眺めたりしながらお話を楽しむのに、私は一番前の席で、じ〜っとガイドさんを見つめていたから、ちょっと変わったお客さんだったかもしれませんねー(笑)。
−−−観察しちゃったんですね(笑)。
土屋 あはは、ちょっと恥ずかしかったですかね(笑)。でもその甲斐あって感じたのが、「へ〜〜!」って思うお話をたくさん聞かせてくれて、普段気にもとめないような場所でも、こんな面白い情報があるんだ!って感じで、やっぱりさすがバスガイドさん!すごいな〜、素敵だな〜って思いました。そんなちょっと頼りになる、知的なイメージも大切にしなきゃな!って思いましたね。あとは、バスガイドさん口調ってあるじゃないですか?独特なお話の仕方。
−−−なぜか案内をする職業の人って、ああいう口調になりますよね。エレベーターガールさんとか。
土屋 なんででしょうね???やっぱり伝わりやすいかしゃべりやすいかなんでしょうか。でもこれがまた人によってすごく強調してる方や、逆にさらっと普通にお話する方もいて、どのくらいバスガイドさん口調を表現したら良いか悩みましたね……。でも大切なのは星座解説なので、しっかり解説を分かりやすくお話したうえでバスガイドさん口調が所々表現できたらな、って思いながら収録させて頂きました。普通の星座解説とはまた違って、お客様を星空の旅にご案内してる感じなので、私自身、星空旅行を楽しんでる感じの収録でした!
−−−みなさんぜひお聞きください、ということで(笑)。
−−−ではこの辺で初めて土屋さんのことを知った方のために、自己紹介をお願いします。
土屋 はい。歌手、声優のお仕事をしています土屋亜有子です。デビューのきっかけはですね、アニメ声優雑誌「声優グランプリ」の誌上オーディションを受けまして、歌手部門と声優部門の両方でグランプリを受賞させて頂き「あと少し…」という曲でCDデビューをしました。
−−−ダブル受賞でCDデビュー、すごいですよね!声優デビューの方は?
土屋 声優の方は「銀河鉄道999 for PLANETARIUM」というプラネタリウム番組でヒロイン・ナナミユマ役で本格的にデビューをして、歌手と声優の両方をがんばっているんですけど、実は日本だけではなく海外でも活動させて頂いていまして、台湾や韓国でもゲームソングを歌ったりしています。
−−−日本でもおなじみのオンラインゲーム、「ラグナロクオンライン」台湾版の主題歌とかですね。でその「銀河鉄道999 for PLANETARIUM」の主演がキッカケでプラネタリウムと関わることになるわけですが、プラネタリウムについて思うところなどを聞かせて下さい。
土屋 お仕事をさせて頂くまではなかなかプラネタリウムを見に行く機会がなく、小学生以来!?ぐらいの懐かしい感じだったんですけど、最近ではすごく身近で。もちろんお仕事させて頂いた作品を見に行ったりレポーターとしてお邪魔させて頂いたりしてるんですけど、それだけではなく今ではプライベートでも映画館に行くよりプラネタリウムに行ってますね。
−−−プラネタリウムって、不思議な空間ですよね。
土屋 そーなんですよ、何で今まで行かなかったんだろう?って思うくらい星空って素敵で、プラネタリウムの独特な癒しの空間って他では味わえないじゃないですか?最近行ってないな〜って思うとふらっと出かけたりしています。
−−−プラネタリウムではミニライブやトークショーもやりました。
土屋 いろいろなところにお世話になりました。「銀河鉄道999 for PLANETARIUM」をモチーフにライブをしたり、館の解説員の方とトークをさせていただいたりしましたね。演じている側が言うのもおかしいかもしれないんですけど、星に包まれて唄ったりしゃべったりするのって、すごく贅沢な気分なんです!また館によって雰囲気もいろいろ違うので、今後もあちこちでやらせていただけたら嬉しいですね〜。
−−−そして一昨年からストリーミング番組としてスタートしたカガクノトビラでは、レポートや星空解説に挑戦されました。おかげさまで非常に好評をいただいていますが、特に気を付けているところなどはありますか?
土屋 そうですね〜。レポートで気をつけていること…。私自身こうゆうお仕事は初めてで、正直最初は何に気をつけて良いのかも分からない状態だったんですね(笑)でも、とにかく私が楽しむことから始めよう!って思いました。
−−−ああいうところで楽しませたら、あゆあゆは日本一です(笑)。
土屋 それは喜んでいいのかな(笑)?とにかくいろいろな所にお邪魔させて頂きましたけど、ここはこんなに楽しいですよ!って事をちゃんと伝えたいと思いましたし、私自身が疑問に思った事、面白いと思った事、感じた事を伝えたい。これから行きたいなって思ってる方のガイドになっても嬉しいし、見てる方が興味を持ってくれて、遊びに行きたい!って思ってもらえたら嬉しいですからね〜。
−−−上手に説明されるより、楽しそうなのが一番行きたくなりますよね。
土屋 そう思っていただけると嬉しいです!あと星空解説は…綺麗な星空、眺めていると癒される心地よい空間。そんな素敵な一時を過ごしている時に、私の解説が邪魔にならないように、って事は気にしますね〜。星空散歩をしている隣で気がつけば解説をしている声が聞こえていた、そんな、自然にす〜っと入り込んでいける解説が出来たら良いな〜って思っています。
−−−では今後の抱負を聞かせて下さい。
土屋 星座解説をいろいろとやらせて頂いてきたんですけど、今後もいろいろな形で星空と関わっていられたら嬉しいなって思っています。これからもカガクノトビラ、プラネタリウム作品や科学館でのイベントなどでがんばっていきたいですし、あとは新しい挑戦として、やっぱり歌を使った星座解説とか、星を眺めながらこの曲を聴きたい!って思ってもらえるような歌を作りたいし、歌いたいな〜って思います。
−−−そしていよいよ「Twinkle Star」が配信になります。最後にみなさんにメッセージをどうぞ。
土屋 この歌は、星座をつかったおまじない、恋占いみたいな可愛らしいイメージの歌詞、歌になっています!春夏秋冬、星空を見上げた時にそれぞれの場面でこの歌を思い出して口ずさんでもらえたら嬉しいですね!是非是非、「Twinkle Star」聴いて下さい☆よろしくお願いします。
−−−今日はありがとうございました。また一緒に頑張りましょう!
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