●ホームスターピュア、お披露目
2006年11月、大平さんのニュースリリースにて発表されたホームスターピュア。その実機が1/23、業者向け商談会TOY FUSION 2007にてお披露目となりましたので、早速レポートをお届けいたします。
●ピュアの位置付け
現在、ホームスターにはPUREを含めて3機種があります。2005年夏、家庭用プラネタリウムとしては世界初の光学式を採用し、衝撃的にデビューしたホームスター。2006年12月、光学特性にさらに磨きをかけ、上位機種という位置付けで登場したホームスターPRO。そして2007年春、ラインアップのエントリーモデルとして投入されるのがこのホームスターピュアなのです。この辺のポジショニングをふまえて実機を観察してみましょう。
●外観・デザイン
まずは写真をご覧いただくとしましょう。
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| 展示パネル | ピュア展示 | ピュア ブルー・ホワイト |
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| サイドには電源スイッチ | ピュアミニ「星空のたまご」 | ピュアミニ シルバー・ブラック |
ピュアミニについては後述いたします。
外装はこれまでのホームスターシリーズ2機種と異なり、PUREオリジナルの筐体を採用。ベースに乗った卵形のフォルムはなかなかカワイイですね。色は塗装ではなく樹脂の地色で、表面処理のみだと思いますが（正確な情報が入りましたら追ってまた修正します）、思ったより質感は良いです。
そして外観上最大の特徴は、やはりカバーでしょう。カバーをかけると操作部、レンズ部は完全に覆われ、完全な卵形に。HOMESTAR PUREのロゴがなければ、これが何かはわからないくらいです。これまでのホームスターシリーズは球体に機能を詰め込み、ディティールを飾った程度のデザインでした。それはそれでまとまりは良かったと思いますが、造形からキチンとデザインされたものは、やはり違いますね。
●機能・付属品の違い
光学系には通常版のホームスターのものを流用しているため、基本性能はエントリーモデルだからといって劣ることはありません。通常版から機能面で省かれたものは、日周運動機能が自動回転から手動へ、流星機能の省略、16P星座解説書が１枚ものの星座解説シートへ、解説CDはなし、といったところです。詳しくはパンフレットをPDF化したものを置いておきますのでご覧下さい。
★ホームスターピュア・商品説明パンフレット ダウンロード
というわけでピュアをご購入された方は、当サイトで無料ダウンロードできる「星時計を刻む夜」や「ようこそ星世界へ〜ホテル亜瑠璃紗ものがたり」をぜひご利用下さいね（笑）！
●ホームスターピュアミニ〜星空のたまご
ピュアミニについては情報も含めて初登場ではないでしょうか。写真での大きさとお値段からおわかりになるかと思いますが、ピュアミニとはハンディホームスターのピュア版ですね。機能的には原板交換機能が省かれているようですが詳細は不明。私がちょっと覗いたところ、オリオン座がアップで見えた気が……？外周部もハンディより綺麗だった気が……？なにぶんぱっと見ただけでして、不確定情報ばかりで申し訳ありません（汗）。
そのほかの特徴としては、原板は外部から回転できるようです。あとボールチェーンがついたこと。鞄などに気軽に付けられるようになったのは、些細なことですが使い勝手を考えると結構ポイント高いです！
●勝手に期待するホームスターII
さてホームスターシリーズはこれで一通りのラインアップが揃ったことになります。今後しばらくは追加原板や周辺機器、限定版などに話題が移っていくことでしょう。しかしここであえて次期プラットホーム「ホームスターII」（勝手に命名／笑）に期待することを書いてみたいと思います。
光学系は天井への平面投影という条件の中ではPROで充分な性能を実現していると言えるでしょう。ただカラー原板についてはもう一頑張りのクオリティアップを目指していただきたいところです（詳細はまたPRO製品版レポートにでも）。
機能的な面では、日時を指定してそのときの星空を導入できるよう、駆動系の進化も期待したいですね。できれば制御用マイコンを搭載して、日周運動の可変速化、投影の明るさ調整機能、流星出現位置・方向・タイミングのランダム化、通信ポートからの外部制御なんかも実現できると嬉しいです！セガトイズ様、ぜひぜひご検討下さいませ〜。
●会場で見つけた面白そうなもの
最後におまけです。ホームスター以外で会場で見つけた面白そうなものをちょっとご紹介。
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| 投影式万華鏡「カレイドリウム」 | カレイドリウム投影像1 | カレイドリウム投影像2 |
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| 1/500「東京タワー2007」 | イヤフォンフィギュア「mu-bot」 | 「グランドピアニスト」 |
ご意見ご要望、リクエストに応援はこちらへお願いいたします。
（記：コバヤシミチオ）
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