VRゴーグル+スマートフォンでの楽しみ方

ここではVRプラネタリウムサイトをVRゴーグル+スマートフォンで楽しむための基本的な使い方を記します。VRゴーグルの調整など多少面倒かもしれませんが、特に難しいことはありません。では始めましょう。

 

まずはスマートフォンを横方向に持ち、プログラムを選択すると、このような初期画面が現れます。

初期画面
初期画面

立体視用ゴーグル(レンズが2つ付いているもの、一般的にはほとんどこれです)をお使いの方は、左から4番目、ゴーグルマークをタッチします。すると次の画面が表示されます。

VRゴーグル設定画面
VRゴーグル設定画面

ここで重要なのは Screensize と IPD です。Screensize にはご使用のスマートフォンの画面サイズを、左右の矢印を使って入力してください。IPD とは瞳孔間距離、つまり左右の瞳の間隔のことで、プラスティックボディを持つゴーグルでしたら大体調整可能です(ボール紙のボディのものは調整不可)。項目を移動するには、その項目付近をタッチしてください。

見やすいように調整をすると、当然使用者の瞳孔間距離におおむね近くなるはずです。「日本人頭部寸法データベース2001」によれば、青年群男性の平均値は64.1mm、青年群女性の平均値は61.7mmとのこと。ただゴーグル装着の精度がミリ単位というわけにもいきませんし、あまり厳密に考えず平均値に近い値を入れればよいと思います。

設定がすんだら SAVE し、CLOSE してください。このタイミングでスマートフォンをゴーグルにセット、頭部に装着するのがいいでしょう。さあ、ここからがVRの世界になります。

初めてコンテンツを再生する場合、残念ながら音声の読込にかなり時間を要します。通信状況にもよりますが、2~3分はみておいてください。そこでこの時間を利用し、ゴーグルの調整をしながらVRの世界に慣れておきましょう。

VRモード画面
VRモード画面

この画像のように、実際のスマートフォンには左右の目用に2つの画面が表示されていますが、もちろんゴーグルを装着している方には一つの画面として見えています。この時点ですでに顔の動きに画面の方向が追従していますよね。正面、やや上の方向を向いて、まずはゴーグルを見やすい状態に調整してください。調整が充分でないと、目の疲れが早まり、気分が悪くなることもありますのでご注意ください。

ゴーグルが見やすい状態になりましたら、ぐるっと周囲を見回してみましょう。顔の動きに合わせて、見える星空も変わっていきます。天頂方向の高い位置にある星を見上げ続けるのは実際の星空同様、首が痛くなりますね(笑)。また周囲を楽に見回すためにも、背もたれがリクライニングする回転シートが理想でしょうか。いやいや、ソファに体をあずけてちょっとお行儀の悪い格好で見られるのもVRプラネタリウムの醍醐味。みなさんそれぞれに見やすく楽なポジションを見つけてください。

VR画面下部(足元)
VR画面下部(足元)

さて一通り見回してみて、下の方を向くとスッと矢印マークが出現することにお気づきでしょうか。これがシーンの切替アイコンです。このどちらかに視点カーソルを合わせると、アイコンの周りに点線が走り始め、数秒でシーンが切り替わります。この間、視点をアイコンから外さないようにしてくださいね。

星のみのシーン
星空モード
星座線モード
星座線モード
星座絵モード
星座絵モード

音声に合わせて、または見やすいシーンに、適宜切り替えてご利用ください。そろそろ音声も始まった頃でしょうか。それではコンテンツをお楽しみください。なお同じコンテンツを視聴する場合は、スマートフォンにキャッシュが残っていますので、音声の読込時間も数十秒で済みます。

 

さて文章では長々としたものになってしまいましたが、実際には10分もかからないで準備できると思います。ここから始まるVRプラネタリウムの世界、ぜひ末永くご愛顧の程よろしくお願いいたします。

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