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第1回 「鏡リュウジ ホロスコープ物語」完成プレミアム試写会 2006.11.17 Fri.


 

●「鏡リュウジ ホロスコープ物語」完成プレミアム試写会レポート

 

 2006年11月17日、サンシャインスターライトドーム“満天”にて行われた「鏡リュウジ ホロスコープ物語」完成プレミアム試写会&オープニングイベントにお邪魔してきましたので、その模様をお届けいたします。

 

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 5日前、「銀河鉄道の夜」最終投影で盛り上がった“満天”。この夏の話題をまさに牽引続けた銀河鉄道ですから、最終投影に立ち会った観客は少なからず寂しい想いがあったでしょう。しかし終わる番組があれば始まる番組があるのです。今日は“満天”冬番組、「鏡リュウジ ホロスコープ物語」の完成プレミアム試写会の日。また新しい番組が冬の“満天”を彩り始めます。

 

 ここで番組に関わるお二人をご紹介しておきましょう。まずは今回番組をプロデュースされた鏡リュウジさん。鏡さんのお名前、星好きの方なら一度は聞いたことがあるかと思います。そう、鏡さんは「占星術研究家」、つまり星占いのスペシャリストであり、おそらくは国内では第一人者と呼んで差し支えないでしょう。数多くのメディアで広くご活躍されていて、絶大なるファンの支持を獲得されていらっしゃる方です。特に占いを心理学的な観点からアプローチ、旧来の占いのイメージとは一線を画した鏡流占星術を展開されています。

 

 そして番組を彩る音楽には高嶋ちさ子さんを起用。高嶋さんはもちろん一流のヴァイオリニストなのですが、加えてグッドルッキングを兼ね備えるという、まさに「天に二物を与えられた」才女。しかしひとたび口を開けば竹を割ったような性格からか、ギャグやぶっちゃけ話がポンポン飛び出すというギャップが親しみやすさを生み、こちらも多くのメディアで活躍されています。そんな高嶋節が気になる方は公式サイトのブログをお読みください。一人称が俺様や僕チンなんですから(笑)。

 

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 さていよいよ開会です。まずは当サイトでもおなじみ、“満天”の製作プロデューサー北畠さんよりご挨拶。北畠さん、今日はいつもより緊張の面もちで番組の概要などをお話されていました。そして鏡さんのご登場です。

 

鏡リュウジさん ここからMCの方と鏡さんのトークセッション。占い=迷信のイメージが強く、なかなかプラネタリウムには受け入れられ辛かったこと、星占いには小さい頃からいつの間にか興味を持ち引き込まれていったことなどをお話しされた後、簡単な星占いの成り立ちや歴史などをご説明されました。しかしお話を聞きながら私は「鏡さんって、なんて良い声をしているんだろう!」と感心しきりでした(笑)。ちゃんとお話を聞けっちゅーの。

 

高嶋ちさ子さん そしてひとしきりお話が済んだところで、高嶋さんがご登場。高嶋さん、現在オメデタということで体調が心配されましたが、口を開けば何のその(笑)、いつもの高嶋節が炸裂です。でここからは高嶋さんを交えてのお話。何でも高嶋さんはプラネタリウムに来たのは今日が初めてとのことで、興味津々のご様子。

 

ホロスコープ ここで高嶋さんの出生データで作られたホロスコープがドームに投影され、鏡さんによって解説が。高嶋さんは太陽、月、水星、金星、木星の5つがおとめ座に集中(火星がしし座、土星はおひつじ座)。これは鏡さん曰く「大変珍しいです。まさにスーパーおとめ座ですね!」とのこと。確かにこの状態をプラネタリウムで再現すると、太陽の周りに3つの惑星が集まっているという、すごい状態になります。こんな光景をシミュレーションできるのも、プラネタリウムならではですね!

 

 この後質疑応答、フォトセッションを挟んでいよいよ番組の試写です。当然ここで内容を詳しくお伝えすることはできませんが、全編にCD「高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト」からのヴァイオリン曲が流れ、神秘的な占星術、特に恋愛傾向を中心に解説が入ったりしますと……ベタですがやっぱりクリスマスに向けてカップルにお勧めしたいですね(笑)。 さらにこの番組を見ると「金星運行表」がプレゼントされ、自分の出生日からその人の恋愛傾向を司る金星星座を調べることができます。太っ腹〜。

 

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満天 STAR LIGHT TREE 試写終了後、今度は地下の噴水広場に場所を移して「満天 STAR LIGHT TREE オープニングイベント」です。こちらは満天&サンシャインシティ2006クリスマス特別企画「鏡リュウジプロデュース・満天スターライトクリスマス2006」の一環で、噴水広場の脇に高さ14mのクリスマスツリーがお目見え。B1〜3Fまでの吹き抜けを貫く大迫力です。12,000個の白と青のLEDを基調としたイルミネーションがちりばめられ、さらにツリーの基部には鏡さん監修・2人の相性がわかる「ホロスコープ・チェック」が設置されています。

 

 ここでは鏡さん、高嶋さんのトークに加え、高嶋さん率いる「12人のヴァイオリニスト」のミニコンサートが開かれました。この日のご出演は8人のヴァイオリニストでしたが、いやいやいずれがアヤメかカキツバタ!色とりどりのドレスに身を包んだ美女8人が奏でるヴァイオリンの音色の贅沢さったらありませんよ?クラシック音痴の私でも思わずウットリ……。高嶋さんは身重ということで演奏はされませんでしたが、「みんな私が一緒の時より伸び伸び弾いてるなぁ〜!」と感想をもらし、観客の笑いを誘っておられました。

 

12人のヴァイオリニスト

 

 そしてイベントを締めくくるのは例の「ホロスコープ・チェック」。ここではもちろん鏡さんと高嶋さんが相性チェックに挑戦!光が煌めいて導き出された結果はというと……周囲の期待を裏切って「良いお友達」でした(笑)。

 

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 いつもながら“満天”さんのイベントの力の入れようには驚かされます。複合商業施設内というメリットを最大限に生かし、館独自のイベントにとどまらない展開を常に心がけていらっしゃいます。それもこれも「一人でも多くのお客様に来場して楽しんでいただきたい」という明確な目標があるからでしょう。それは「見てもらえば必ず星の良さを感じられるような番組作りをしているんだ」という自負があればこその、明確な戦略とも言えます。

 

 トークセッションの時、高嶋さんはおっしゃいました。演奏がうまい人はたくさんいる。注目を集めなければ自分の演奏を聴いてもらえないかもしれない。だから積極的にメディアに打って出るのは戦略なんです、と。そして言い放った彼女の決めゼリフが印象に残りました。

 

 「仕事は稼いでナンボでしょう!」

 

 良い演奏をすることと、それを多くの人に聴いてもらうことは切り離して考えられない。それは趣味じゃなくて仕事だから。その結果は「稼ぎ」という明確な数字が物語る。なるほど、けだし名言!

 

集合ショット

 

 

(取材協力:コニカミノルタプラネタリウム株式会社)

 

(記・撮影:コバヤシミチオ)


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