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話題騒然!人気沸騰!ホームスター再入門

 

●ブームの牽引車、ホームスター

通常版外観 さてブームの立て役者たるホームスター、すでにお持ちの方も多いでしょう。何といっても5万台!付属のCDも5万枚出ているわけで、例えばこれオリコンのチャートでもかなり上位にくる数ですよ?そう考えると驚くべき普及度といえるでしょうね。
 しかしながら季節限定版の投入などもあって、最近手にした、もしくはこれから手に入れようと検討中の方も多いはず。そんな方々のためにこのコーナーでは「ホームスター再入門」と銘打って、購入から投影までをおさらいしてみることにしましょう。

 

●4種類のバリエーション、+1 UPDATE

冬季限定版・冬星 ホームスターは発売以来4種類のバリエーションモデルがリリースされています。まだ購入されていない方は、まずどのタイプを購入するかを検討しなければなりません、といっても現状(2006.1現在)普通に入手可能なのはカラーバリエーションの2種類(コスモブラック・スターシルバー)だけなのですが…。その他の2種類は、まず登場時に超限定生産された「BUMP OF CHICKEN Limited Edition」。わずか120個の生産だったので、まさに幻のモデルとなってしまいました。もう一つは2005年12月に2,005台限定で発売された「冬季限定版・冬星」。内容は公式HPをご覧いただくとして、現在入手するのには少々骨が折れます。エクストラペイメントを厭わない方はどうにでもなるでしょうが(笑)、そうでない方はマメにネットで情報収集を。欲しい人は見つけたら即入手しましょう!
 さらに2006年1月23日、2006春期限定版「春星」のリリースが発表されました。どういった内容になるのか、情報が入り次第お伝えしていきます。

 

●投影角度調整ツマミにご用心

投影角度調整ツマミ では早速開梱しましょう。ここでは通常版で説明しますが、限定版等も機能に差はありません。
 まず一番大事なのは取扱説明書に目を通すこと。登場時に問題になったのが、本体両側についている「投影角度調整ツマミ」(回転軸から突き出ているマチ針のような部品)。一見するとこのツマミに力を入れて本体角度を調整しそうになるのですが、これは単なるネジです。プラスチック製でもあり、これに力をかけすぎると折れてしまうことがあるのでご注意を。ただ現在流通しているものには注意書きが同梱されており、また公式サイトの方にも注意を促す記述がありますのでこれらをよく読めば問題ありません。

 

●恒星原板をセット

トレイを出した状態 次に恒星原板をセットします。表裏がありますので確認しましょう。原板の縁に書いてある文字がちゃんと読める側が表で、こちらを上にしてトレイに乗せます。またこれも登場時の症例ですが、一部日周運動(星空を回転させる機能)をさせた際に、恒星原板が空転してスムーズに回らないといった症状が報告されました。この初期不良は現在は改良されて問題ないようですが、それでもうまく回らない場合は無理をせず、メーカーのお客様相談センターに連絡しましょう。

  ★株式会社セガトイズ お客様相談センター
  ・ナビダイヤル:0570-057-080 ・電話受付時間:10:00〜17:00(月〜金、祝日除く)

 

●今実際に見られる星空を映したい!

恒星原板 さて、ここでちょっとしたTipsを。ホームスターは原板を完全に内蔵してしまう都合上、原板セット後は星空の位置を調整することができません。もちろん日周運動機能を使えば位置は変えられるのですが、一周12分ということは逆回転を駆使しても任意の位置出しをするには(運が悪いと)最大で半周分、約6分かかる計算になります。元々が教具チックには作られてはいないので、その辺はまあ「想定の範囲外」なんでしょう。
 でも星座早見盤のようなシビアな位置あわせは無理としても、大体の位置関係は知っておくと便利だと思います。まず恒星原板縁の文字の上下関係が正しいように見て、それをそのまま素直に(原板の“上”が機械の“奥”になるように)トレイにセットします。ホームスターの向きと方角の関係は、前面操作部の方向が北、奥が南、前面から見て左側が東、右が西になります。この状態で投影すると一般的に「冬の星空」と言われているエリアが投影されます。さらに原板を時計回りに90°回して(原板の“上”を“右”に)セットすれば春、上下逆さまにすれば夏、反時計回りに90°で秋、が映るというわけです。普通はこれだけ覚えておけば充分でしょう。

 

●最後のキモ、暗さとピント

星像 これで準備は万端、後は投影するだけ……なんですが、実はホームスターの映す星空の真価を発揮させるにはここからがキモだったりするのです。もう少しの辛抱、せっかくですからセッティングをバッチリ決めて驚くような星空を堪能しましょう!
 結論から言いますと、ホームスターを楽しむのに最も重要な要素が「暗さ」です。すでにホームスターを楽しまれている方も、この「暗さ」をもう一度詰めてみて下さい。昼を避けることから始まり、廊下や台所など光漏れしそうな場所の電灯を消灯、遮光カーテンがなければとにかく布類で遮光、さらにビデオの表示部や電話のLEDはガムテープなどでちょっとの間目隠しを。本当に真っ暗な環境で投影すると、大げさでなく“天井が抜ける”感覚が味わえますよ。ぜひお試し下さい!
 さあラストスパート、残るピント合わせは最後のスパイス、しっかりとやりましょう。レンズ周囲のピント合わせ用リングは思いの外調整幅があり、それこそグルグルと回ります。まさかボケた星のまま映していませんよね?目が悪い人はオペラグラスなどを用意するとよいでしょう。星空全体にピントを合わせることはできませんが(中心で合わせると周囲はボケる)、ピントのあった天の川を見た感激は、業務用のメガスターにも劣らないことでしょう!

 

●星空の楽しみ方

iPodとホームスター そうそう、星空を楽しみながらすること・できることって何でしょうね?真っ暗の中で星を見ているわけですから、空いているのは口と耳ですね。好きなお酒でも傾けながら(暗いので注意!)お気に入りの音楽を聴く、なんてのが正に大人の楽しみ方って感じでしょうか。私の貧困なイメージではどう考えてもバーボンとジャズの組み合わせになりますが(笑)。
 もちろん付属のCDを聴くのも良いですね。初々しい高校生の掛け合いが、あなたの甘酸っぱい青春の記憶をくすぐってくれるでしょう(笑)。冬季限定版・冬星付属の星のお兄さん解説は、相変わらず腰の低いギャグで笑わせてくれます!こちらは現状冬星所有者しか聞けませんが、要望次第では単品リリースもあるかもしれませんので、興味のある方はぜひセガトイズさんにメールしましょう!
 そんな中に加えていただきたいのが本サイトで配信中の「星時計の刻む夜〜季節を感じてめぐる空」です。基本は星の解説なんですが、ロマンチックな雰囲気に任せて聞き流してもイケルように作ったつもりです。特にホームスターの日周運動機能に合わせて四季の星を追いかけるのが最高なんですよ!恒星原板を秋頃にセットし、解説のスタートと同時に日周運動を開始します。すると解説の内容と見える星空がほぼ一致するんです。ぜひお試し下さいね。
 ご意見やご要望が多ければ、次作の製作も考えています。せっかく大枚はたいて買ったホームスターです、いろんなコンテンツが増えれば、それだけ長く楽しめると思いませんか?みなさまのリクエスト&応援、お待ちしております!

 

ご意見ご要望、リクエストに応援はこちらへお願いいたします。

 

(記:コバヤシミチオ)


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